読売新聞は何様か?政府でも言わない沖縄の声無視の何様社説

先日、3憲法学者が国会で戦争法案を「違憲」と断じたことで、読売新聞が自民党に「緊張感を持って臨め」と喝を入れていた。まるで、政府、自公の後見人のような社説に唖然とした。

今日の読売新聞の社説を読んで、もっと驚き、怒りさえ覚えてきた。読売新聞は沖縄の声を無視して、翁長知事を非難する資格があるのか?と問いたい。これを沖縄の人、全員に読んでもらった方がいい。

沖縄の総意で選ばれ、その声を日本政府に言っても埒が明かないので、自分が決死の覚悟で米国に乗り込んでいるのに、本来権力に弱い民の味方であるはずのマスコミが、『外交権を持たない知事が訪米しても、政治的パフォーマンスの域を出ることはあるまい。』と断じている。 『米側が「辺野古移設が普天間の継続使用を避ける唯一の方法だ。日米合意は揺るぎない」と一蹴したのは、当然である。』と述べている。この言葉には、驚いてしまう。そこに住む住民が嫌だと言っていることに対する何の配慮、考慮の言葉もない。「当然である」と読売がいう資格がどこにあるのだ。

また、読売は以下のように書いている。『翁長氏は、辺野古移設に反対しながら、何の代替案も示さない。「嫌なら代替案を示せと、沖縄に押しつけることは日本の政治の堕落だ」などと主張するだけだ。しかし、仮に代替案がないまま移設が頓挫すれば、普天間飛行場の現状は長期間、固定化される。重大事故の危険性も続く。』

読売は、翁長知事が反対するなら「代替案」を出せと、政府も言わないような雑言を吐いている。翁長氏が、基地を強制的に奪われ、今度は代替案を出せということに対して、「代替案」は沖縄が出すのではなく、「政府」が出す筋と毎回答えている。この話は当然読売は知っているはずであるが、沖縄の声は全く無視している。

政府のオウム返しが仕事ならバカでも言える。マスコミではなく官報である。ここまで劣化した読売は一体どうなっているのか?と問いたい。


沖縄知事訪米 普天間の危険除去をどうする
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150607-OYT1T50092.html
外交権を持たない知事が訪米しても、政治的パフォーマンスの域を出ることはあるまい。
 沖縄県の翁長雄志知事がワシントンで米国務、国防両省担当者と会い、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する考えを伝えた。
 米側が「辺野古移設が普天間の継続使用を避ける唯一の方法だ。日米合意は揺るぎない」と一蹴したのは、当然である。
 米軍は、アジア太平洋地域の軍事力を強化するリバランス(再均衡)政策を進めており、在沖縄米軍の重要性は高まっている。辺野古移設に変更の余地はない。
 翁長氏は上下院議員8人らとも会談したが、共和党の実力者、ジョン・マケイン上院議員は「現行計画を支持する」と明言した。他の議員も「交渉する立場にない」などと総じて冷ややかだった。
 菅官房長官は、「翁長氏は辺野古が唯一の解決策と認識したのではないか」との見方を示した。
 翁長氏は、多くの関係者と会談できたことを成果と称し、「一筋の光が見えてきた」と述べた。現状や、自分の置かれた立場を正確に理解しているのだろうか。
 翁長氏は、辺野古移設に反対しながら、何の代替案も示さない。「嫌なら代替案を示せと、沖縄に押しつけることは日本の政治の堕落だ」などと主張するだけだ。
 しかし、仮に代替案がないまま移設が頓挫すれば、普天間飛行場の現状は長期間、固定化される。重大事故の危険性も続く。
 辺野古移設は、米軍の抑止力維持と沖縄の負担軽減を両立できる最も現実的な選択肢である。
 政府は、辺野古の海底地質の調査を続けている。夏に埋め立てを開始したい考えだ。移設作業を着実に進めるとともに、関係者の理解を広げる努力が欠かせない。
 防衛省と内閣府は先月末、名護市辺野古区など周辺3区の住民との懇談会を初めて開催し、地域振興策について協議した。
 移設で最も影響を受ける周辺住民には、下水道整備、雇用確保などを条件に移設を容認する声が少なくない。辺野古区長は「大きな前進だ」と懇談会を評価した。
 1048ヘクタールにも上る県南部の米軍施設を返還する日米合意も、遅滞なく進める必要がある。
 3月に返還された宜野湾市の西普天間住宅地区では、国際医療拠点の整備が検討されている。近く土壌汚染調査などが始まる。
 翁長氏には、辺野古や宜野湾の住民の意向にも、きちんと目配りすることが求められよう。



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