このまま自公政権にコロナ感染は収まらない。野党政権に替えないと再び繰り返す。

先日、報道1930で、東大の児玉教授は出演した。児玉先生は、野党(立憲)が国会に招聘してコロナ対策を涙して、「今PCR検査など増やなければ大変なことになる」と訴えた人である。

この中で、児玉先生は現在コロナ感染が急速に縮小した理由を、ウイルスの過剰な変異は遺伝子の安定性を自壊させるという、ノーベル賞を貰ったEigenの理論「(遺伝子)エラーカストフィ(破局)」を紹介した。以下は、その解説文である。ただ、爆発したウイルスにはその根に当たる幹になウイルス株が生き残り、それがまた変異して新たな新株を作ることを述べていた。

その新しいウイルス株をいち早く見つけるために、コロナ感染が減ってきた今だからこそ、PCR検査、抗原検査、遺伝子検査を増強して、抑え込まなければならないと訴えた。
先生の提言は、先生の(終わりに)に述べられている。ここには、政府の政策とリーダーシップを求めている。そこには、先生の思いを感じる。国会で涙して訴える科学者などめったにいない。爪の垢を尾身会長に飲ましてやりたい。

児玉先生のような科学者にコロナ対策のリーダーをさせると、明らかに日本のコロナ対策は変わる。こういう人に権力を与える必要がある。それには、政権を替えるしかない。それをしないと、また第6波が発生し、延々と感染が続く。


「エラーカタストロフの限界」を超えるコロナウィルス変異への対応
東京大学先端科学技術研究センター  がん・代謝プロジェクトリーダー 
児玉龍彦

要約
進化生物学では過剰な変異はゲノムの安定性を自壊させ、Eigenの提唱した「エラーカタストロフィ」の限界があることが理論化されている。これまでの一本鎖'()の3倍の大きさを持つコロナ ウィルスには校正機能があり、変異は一定数以下と推定され、新型コロナウィルスの制圧にワクチ ンによる集団免疫が期待されてきた。だが免疫不全の感染者では、複数の変異と変異前のウィル スが共存する形で、一人の中で変異が多数蓄積される。その結果、ワクチンや治療薬に抵抗性の 増したウィルスが変異の波を生み出している。変異で生み出されるタンパク質の3次元構造には 限界があるが、まだより強力な変異株の生まれる可能性もある。日本の政策を最新の科学に基づく診断、治療、予防に急速に切り替えていくことが求められる。

(終わりに) 科学に基づく政策決定ができるようにすることが重要である。  新型コロナウィルスは、史上初めて、遺伝子解析とPCR診断の進歩によって、次々と新しい変 異ウィルスが出ている様子を観察することが可能になった。そこではこれまでのEigenの「エラー カタストロフの限界」を超えて変異した株が次々と新しい感染症の特徴を持って生まれている。 変異したタンパク質の取りうる3次元構造にも限界があり、Eigen限界を超えた変異であるとして も新しい変異がとりうる範囲には限界がある。  現在、ワクチンをブレークスルーし、デルタ株が蔓延している。そうした中では、日本における感染の状況をPCR検査や、抗原・抗体検査を徹底的に行い、陽性者についてシークエンスされたゲノム変異を正確に把握した上での対応が求められる。 100年前のスペイン風邪の頃と同じマスクや密を避ける人流抑制といった対応だけが唱えられ、一 方では、昨年11月の五輪のための入国検疫緩和から変異株を次々流入させている。Go To トラベ ルやGo Toイートのようなマダラ状の地域の感染を全国に広げる政策が同じウィルスを2回繰り返 し増大させている。五輪開催で変異ウィルスが一気に全国化している。まず現在のデルタ株の拡大への検査と、全ての感染者に、正確な診断に基づく免疫抑制剤と抗 体カクテル薬での重症化を可能な限り抑える緊急対策がいる。国民皆保険をしっかり守りワクチンの普及を急ぎ、変異したウィルスへのワクチンの開発を進め、治療薬の開発を最新に遺伝子工学と免疫学を基礎に急ぎ、最悪の変異への備えを進める必要 がある。



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