官邸、内閣府と文科省の軋轢。安倍政権に官僚が嫌気。

今日の参院での審議は、昨日予想した通りになった。文科省は、「総理の意向」、「官邸の最高レベル」のメールがあったと述べたが、文科省と官邸を取り次いだ内閣府の藤原審議官は、民進の福山氏の質問に、記録等の内部文章は残っていないと断言した。内閣府でも財務省と同じように都合が悪いものは記録、記憶、書類はないと述べた。無いと言いながら、自分たちの主張のときは妙に詳しい。

官僚がメモ等取らないということはあり得ない。なぜなら、官僚というのは、大臣や首相が言ったこと、他部門との取り決め事を記録に残して、責任が発生しないようにすることが一番大事だからだ。

今回のやり取りを聞いていて、内閣&官邸と文科省の間に、かなり亀裂があることがわかった。山本大臣が、「総理の意向」、「最高レベル」の文言を書いたメールを文科省に送った職員は、文科省から内閣府に出向したものであると述べた。課内に飛び交っていた「総理、官邸」の話を、確認もせずに不適切にも陰に隠れて、本省にご注進したものだと、かなり興奮して非難した。余計なことをしたのは出向者だと言いたいのだろう。

しかし、一職員が、官邸が絡む、それだけ重要な話を、確認もせず、しかも内閣府から、文科省に指示する文章を送ることはあり得ない。

福山氏は、安倍内閣は不都合なことがあると全て部下の責任にすると述べた。職員はかわいそうだと述べた。今回の安倍首相が責任を取らず、全て官僚に責任を押し付けている現状に霞が関の官僚たちは、官邸に怒りを持ち出したと思っている。

もう一つ、はっきりしたことは、総理、官邸に最も近い萩生田官房副長官が、内閣府と調整したことを、切り離すためにやっきになっていることだ。萩生田氏は一切のメール、文書存在問題に、意識的関与していないとするストーリーである。官邸には絶対に、追及の手が及ばないようにお堀作戦を行っている。

野党側は、追加審議を要求したが、やるにしても少なくとも都議会選挙が終わらなければやらないだろう。それまでに事態の鎮静化を狙うつもりである。高々、数十分の追及で民進、共産が安倍内閣にかなり食い込んだ。もう少し審議を行ったら、確実にボロを出す。

内閣府の勇気ある職員が文科省のようにメール、書類があると述べたら、安倍内閣は瓦解する。国会が無い中、読売以外のマスコミに期待するしかない。




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