来年1月の解散風が吹いている。メンツを捨てた野党共闘がカギだ。

臨時国会が始まったばかりであるが、最近、俄かに自民党内で、来年、年明けの解散が話題に上がっている。年明け解散しても大丈夫のように準備するよう、二階幹事長や岸田派の重鎮の古賀氏も注意を喚起している。自民党議員がざわざわしてくるのはわかるが、それ以上に大変なのは野党である。内閣支持率も、一時期は下がったが、最近は支持率も上がっている。

解散風を自民の中で吹かせているのは他でもない、正に安倍首相であろう。自民党の政権への執念の深さはものすごく、伊達に60年以上も政権を担っていない。かつて、自民党は、最大の野党であった社会党の村山党首を首相に担ぎ上げて政権を維持した。安倍首相も如何に政権を維持するかを考えている。

当然、解散のタイミングを計っているが、民進の蓮舫新体制の状況を見て組みし易しと思っている。政治の素人の誰が見ても、今の蓮舫執行部は野党共闘に積極的でないことがわかる。共産主導の共闘に民進が乗れば、民進の主導性が落ちるなどと書生のようなことを言っている。そんなメンツなどは、本当に政権が取れる状況になってから言えといいたい。

東京10区と福岡6区の補選で、共産が野党統一候補を早く決めようと言っている。これに民進が積極的に応じなければ、来年1月の総選挙は野党の惨敗であろう。こんな簡単な方程式がわからない、わかろうとしない民進は存在意義がない。生活の小沢代表が、政権を狙わない野党は意義がないと言っている通りである。

古賀氏「衆院解散遠くない」 元自民幹事長
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016100101001433.html
2016年10月1日 16時35分

 古賀誠元自民党幹事長は1日、佐賀市での同党議員のパーティーであいさつし、衆院解散・総選挙の時期に関し、与野党内で来年1月解散との見方が出ている現状を念頭に「解散風が吹き荒れる昨今だ。そう遠くない」と述べた。
自民各派、解散準備訴え 民進も来年1月を警戒
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201609/CK2016093002000121.html
2016年9月30日 朝刊

 自民党各派閥の会合などで二十九日、衆院解散・総選挙に向けた準備を急ぐよう求める発言が相次いだ。公明党の山口那津男代表が早期解散論に言及したことも踏まえ、各派幹部は、四年の衆院議員任期が十二月で折り返しを迎えるとして「常在戦場だ」と訴えた。野党の民進党も来年一月の通常国会冒頭での解散があり得ると警戒を強めた。
 二階俊博幹事長は「いつ選挙があってもいいという準備を怠りなくやっていく(ことが重要だ)」と強調。年明け解散の観測が与野党で浮上していることに「気分のいいものではないが、そういう世界にわれわれは身を置いている」と述べた。




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