原発事故の内情はまだまだ闇の中だ。さらなる掘り起しが必要だ

3月13日(日)のNHKスペシャル「原発メルトダウン 危機の88時間」を見ただろうか?TBSの「News23 」に次ぐ、福島原発事故の内実を特集したものであった。NHKの放映では、当時福島の現場で従事していた技術者(退職)が、実名で当日の状況について話していたことは印象的であった。この動画は以下の記事に掲載されている。見ていない人は見るべきだ。

NHKスペシャル「原発メルトダウン 危機の88時間」
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/295.html

この番組を見て、初めて時系列的に、各原発がダウンしていく状況がわかる。5年後にならないと、つまりほとぼりが冷めないと、こんな深刻な状態がわからないのは、非常にまずい話があったのであろう。

「News23」と同じように、2号基が最も深刻で、班目原子力安全委員会委員長、政府、本店と現場の指揮官である吉田所長との間で、危機指令、対応が違ったことが浮き彫りにされた。本当に日本壊滅の危機で、日本崩壊にならなかったことが不思議なくらいである。ベントをするために工場内に入った途端、高濃度の核汚染が始まっていたことは、核容器が破壊されていなければ、それを結ぶ配管系が地震で破壊されたことを意味している。

この中で、吉田所長が本店、政府からの指示に逆らっても、身を挺して何とか日本の危機を救ったことは確からしい。しかし、その吉田所長が、東電内の津波検討の実質責任者であったことも事実である。社内資料のシミュレーションでは、15mの津波が発生するというデータが出され、その津波対策が必要と結論されていた。そのデータを基に、吉田所長が当時の経営者に進言したかどうかはわからない。いずれにしても、この資料に基づく進言は没になっていることだけは確かである。「没」になったことは、明らかに経営者が、「要検討」を拒否したことになる。現在起訴されている3経営人の有罪、無罪は、この社内資料を知っていたかがキーポイントになる。内情はまだまだ闇の中である。

川内原発では、放射能の測定器が基準の放射能を測れない。免振棟を作るのを止めたことは、福島のようなことが起これば、対処できなくなる。大飯原発の差し止めは賢明な判決である。日本を壊滅させないためにも、各地の稼働停止訴訟で大飯原発に続いてほしい。



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