本当に真剣に脱原発を望むなら、必然的に当選に近い候補者に結集するはずだ。

東京都の知事選挙は、近年にない歴史に残る関ヶ原に匹敵する選挙の様相を帯びてきた。当初、舛添氏と宇都宮氏だけが候補者として名乗り出た時は、自民党や自民党に近いマスコミも平然としていた。自民党にとって、共産と社民推薦の宇都宮氏は、全く脅威に感じていなかったことを物語っている。

それが、細川氏が小泉氏の支援を受けて「脱原発」を争点にして立候補すると発表した途端、自民が対抗勢力を潰す常套手段で佐川急便問題が取り上げられ、マスコミも同調して総批判を展開している。「原発を重要エネルギーとする政策」の閣議承認を止めているぐらいである。つまり、これで細川氏が勝てば、政府決定の足元をすくわれるからである。それほど、危機感を持っているということである。

その現れが、除名した舛添氏に、党3役、閣僚が応援に入ることだ。安倍首相も入るという。異常である。これは先に述べたように、「脱原発」で当選されては困るからである。それほど重要ということである。

2人の元首相に対抗、党三役、閣僚も積極投入 自民都連が方針
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140122/stt14012211430001-n1.htm


自民から相手にされていない宇都宮氏は、脱原発候補の一本化を断っている。私から言わせれば、無駄票となる。今回「脱原発」で細川氏が負ければ、政府は、国民は脱原発を望んでいなかったと喧伝し、余程のことが無い限り、脱原発は難しくなるだろう。ここは大局を考える必要がある。共産党のメンツの問題ではない。結局相手を利することになる。一本化して、宇都宮氏は副知事で手腕を発揮してもいいのではないか?共倒れすより余程いいと何故思わないのか、不思議でならない。重い選挙になる。

本来、衆議院選挙で脱原発を最大の公約として戦った生活は、勝手連的に裏方に徹して細川氏を支持する。その代表の小沢氏は以下の記事のように言っている。これが大人の党の考え方である。

「僕がやればマイナス」 小沢氏、細川氏を静かに応援
http://www.asahi.com/articles/ASG1P64MTG1PUTFK00M.html
 生活の党は21日、東京都知事選で、脱原発を掲げる細川護熙元首相を支援する方針を決めた。小沢一郎代表は記者会見で、支援の仕方について「舞台の上の役者は細川氏と小泉純一郎元首相の2人で十分。僕が街頭演説をやれば、マイナスだからやらない」と苦笑いしながら述べ、裏方に徹する考えを示した。

 細川氏の選挙陣営にはすでに小沢氏に近い元議員が入っている。小沢氏は「実務的な仕事をやる。僕の支援者にお願いする」などと話した。

 小沢氏は新生党の代表幹事として、1993年の細川政権樹立を主導した経緯がある。細川氏について小沢氏は「よくよく知っている。脱原発は人類史的な問題だ。そこのものの考え方は一致している」と支援の理由を語った。


上記の小沢氏の言葉のように、脱原発は人類的な問題ということである。原発廃棄物の処理場は、どこの自治体も引き受けない。その管理も10万年である。あと100年後に、東電、自民党、共産党があるかどうかもわからない。況や1000年先など、日本がどんな社会になっているかもわからない。そもそも、電力会社が存在していない時代まで負の遺産を残す事業(経営)をやってはいけないと考えている。

また原発のために、何市町村かの住人が避難訓練をしなければならない商売などをしてはいけないと考えている。細川氏は、原発が無くても経済を発展させると言っている。それが本来の政治のトップが考えることである。左側に居る人達が、小泉氏を批判する。過去を掘り返して、うじうじ批判する。小泉氏も小沢氏も、細川氏も、3.11の大惨事を真剣に受け止め反省したから、今の主張がある。それを批判するようなら、その人たちは、本当に真剣に脱原発を考えていない人達だ。


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この記事へのコメント

2014年01月22日 22:46
今日のお昼の候補予定者記者会見のドクター中松氏の弁で面白かったのは、原発は19世紀の産業革命時代の技術だというもの。
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原子力は20世紀の技術かも知れないが、核分裂の熱でお湯を沸かし水蒸気でタービンを回す。
ジェームス・ワットの蒸気機関と変わらないという彼の理論だった。
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まあ、こじつけもあるが笑えるというか笑っていられない原発技術の内面であった(トホホ)。
2014年01月23日 22:55
いざ東京!いざ投票!
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節分にちなんで?
「安倍は~外!」「服従は~しない!」

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