自民党が目論む憲法96条改正の裏を知らなければ、国民は泣くことになる。

生活の党が憲法改正の原案を公表した。今、自民、維新が、憲法改正のハードルを下げることを意図して声高に叫んでいる96条の改正については、そのままとした。この話は、日頃小沢代表が言っていることで、本当に国民が憲法を変えた方がいいと思うのなら、別にハードルを低くしないで、国会議員の3分の2の発議で十分という立場である。また、なぜ憲法の中身の本質論を抜きにし、その本質を隠して改正の手法を最初に出してくるのかを疑問視している。それは国民を愚弄する行為という考えである。


生活の党が憲法改正案の原案、96条はそのまま
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130424-OYT1T01218.htm?from=main2
 生活の党は24日の総合政策会議で、党の憲法改正案の原案をまとめた。憲法改正の発議要件を定めた96条については改正せず、衆参各院の3分の2以上の賛成を求める現行規定を維持するとした。

 9条を巡っては、武力行使を伴う国連平和維持活動(PKO)への参加を認める条項を新設する方向を示した。このほか、衆参両院の機能分担の見直しや、災害発生時などの緊急事態に関する条項の追加を検討するとした。

 小沢代表は会議の冒頭、「憲法に不都合な部分が生じてきたのであれば、時代に合ったものに変えていくことは当然だ」と述べた。
 今後、具体的な条文案も含めて議論を重ね、夏の参院選の公約にも反映させる方針だ。
(2013年4月24日22時50分 読売新聞)


しかし、自民党は、憲法の内容をガラリと変える意図を持っている。

この件について、今日の参議院の予算委員会で、社民党の福島党首が自民党の憲法改正草案を取り上げて噛みついた。福島党首は、自民党の憲法改正の中で最も危険な改正は、「公共の秩序」が「国民の基本的人権」を制限する恐れがあると強く指摘した。

特に「公共」という極めて曖昧な言葉は危険で、個人の結社の自由、集会の自由、行動の自由を制限しかねない表現だと述べた。これは、自民党の草案を読んで私も同じ感想を持った。

つまり、何が公共で何が公共でないかわからない。立場が違えば180°違った解釈となる。政府が示した政策を「公共」と判断すれば、それに従わない者を公共の秩序に反するとして官憲で取り締まることが出来る。ある意味、昔の特高の復活に繋がりかねない。

思想は100人居れば、100人違う。同じことでも、ある人は賛成するが、ある人は反対する。定義の無い、訳の分からない「公共」という言葉を憲法の中に入れようとしている。日本の国を守るという「公共」のために「徴兵する」ということも十分にあり得る。それに反対すれば、「公共の秩序に反する」として罰することも出来る。

この96条の改正に賛成しているのが、第二自民党もしくは自民党補完政党である日本維新である。以下の記事のようにやる気満々である。何も知らない国民が、96条だけの議論だけを聞いていると、96条を変えるぐらいはいいのではないかと思うだろう。しかし、自民党は憲法改正のハードルを下げて、その次の本当の狙いは前述した「公共の秩序(憲法13条)」の本丸の改正である。それを知らずに自公、維新を参議院選挙を勝たせてしまえば、国民は後で泣いても遅いことになる。

橋下氏メール送信「96条改正派で国民会議を」
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20130425-OYT1T00363.htm?from=ylist
 日本維新の会の橋下共同代表が、同党国会議員団に対し、夏の参院選後に憲法改正の発議要件を定めた96条の改正賛成派の有識者らによる「国民会議」を設置すべきだとの考えを伝えたことが、24日わかった。

橋下氏から電子メールで23日に送信された。橋下氏はその中で「選挙で審判を受けた後に、改正国民会議を設ける必要がある。(憲法)96条改正賛成派で固める。反対派も入れる行政審議会ではない。国民会議(の議論)を踏んだというプロセス(過程)が重要だ」と訴えている。自民党や維新の会など、憲法改正を目指す勢力が参院選で勝利すれば、国民会議で改正内容を早期に具体化すべきだとの認識を示したものだ。




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この記事へのコメント

2013年04月26日 02:08
公共の秩序 ほど恐ろしい事は無い!
政府や 自民党と違う事をしていたら取り締まりの対象になる
戦中の 隣組や大日本婦人会 などの 組織と同じだ 当然 そうなれば憲兵隊が自衛隊の警務隊から特化する まあ早い話し ヒトラーのナチスドイツと同じである 最近 自衛隊の警務隊の動きが慌ただしい 憲法改憲に向けての地均しか
2013年04月26日 02:10
このまま 自民党政権が続いていけば 大変な世の中になる 民主主義国家から独裁国家に変わるだろう 国民は目を覚まさなければなら
2013年04月26日 09:29
沖縄県で問題化している「4・28屈辱の日」式典。
日本は独立国家だ > 国防軍を持たなくては > 憲法改正だ > 徴兵制だ ・・・となるのは目に見えている。
極めつけで「TPP従属の日」として末代まで祟りそうだ(怒)!
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大日本帝国の支配から解放されたことを祝う日を設ける東アジア諸国や、英国の支配から解放された日を祝うインドなどと「正反対」だ!(トホホ)
2013年04月26日 09:29
自民党による「恐怖政治」の始まりだ!

「公共の秩序」とは聞こえは良いが 現実 規制の中の不自由な暮らしをする事だ
これに逆らう者は取り締まると言う 独裁国家的意味合いが強い

決して憲法を改正してはならない!
現行憲法を守り抜こう
なし崩しになる恐れがある
自衛隊を国防軍とか 憲法9条破棄とか 憲法25条の 全ての国民は 健康で文化的な最低限の生活を送る権利がある も破棄される可能性がある
今の 厚労省大臣の田村氏は基地外みたいな人間である!
2013年04月26日 16:36
「秩序」は警察で責任を持ってやります! それが仕事だから しかし政府 国が主体となってやるようでは 最早 「独裁国家」ヒトラーが生活弱者やユダヤ人を抹殺したのと同じ! 非常に怖ろしい憲法である 当然 こういうblogを開陳しただけで逮捕の要件に該当する 所謂 言論の自由は無くなり 政府系新聞やテレビ媒体しか無くなる
いよいよ来たと言う感じだ こんな事を発言したり 自宅や集会所で 政府批判をしたら 即逮捕されるであろう
先の大戦の 特高警察組織が復活する
2013年04月26日 20:33
かっちさんが示してくれた生活の党の「原案」が「対案」としては妥当なところだ。しかし今すぐに変える必要もない。
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それは改憲(改悪)どころか原発再稼働・TPP・消費税増税・辺野古移設に加え、生活保護審査厳格化に始まる国民の命にかかわる福祉切り捨てなど、今「やるべきでない」ことが山ほどあるからだ!
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「Boots on the ground」で特定の国の下請けより、
同じことをするとしても国連決議に従った方がまだ国際的に説明がつく!
(当然、「何もしないで平和」が一番であるが)
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しかし我らがニッポンでは、復興・除染・代替えエネルギーの開発・雇用問題・少子高齢化対策・拉致問題などなど、「やるべきこと」も山積だ。
派兵(救助隊は別として)している場合ではない!
2013年04月27日 00:15
テレ朝の「報道ステーション」 の司会者の古舘伊知郎は 最近弱い者イジメの報道ばかりしている! そのくせ 自分に災難が降りかかる可能性のある 福島原発の話しだけは真剣にする 姑息な男だ
2013年04月27日 01:09
もひさんの言う通り!

今日は もひさんが綺麗に総括してくれた
座布団10枚!

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