岡田大臣の小沢氏の「政治倫理」発言は違うのではないか?

岡田外相が、原口総務大臣の「推定無罪」発言に反論した報道が以下のようになされた。

岡田外相、原口総務相の「推定無罪」発言に反論
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100823-OYT1T01197.htm?from=top
 【バンコク=石川有希子】岡田外相は23日、民主党代表選に、政治資金規正法違反事件で検察審査会が審査中の小沢一郎前幹事長が出馬することの是非について「推定無罪は法律の問題だ。政治倫理の問題でどうなのか、次元の違う話だ」と述べ、望ましくないとの考えを改めて強調した。
 訪問先のバンコクで記者団に語った。小沢氏の出馬を巡っては、原口総務相が「推定無罪の原則が民主主義の鉄則だ」と、問題にならないとの考えを示している。
(2010年8月23日23時18分 読売新聞)


岡田氏の言わんとするところは、推定無罪は法律の問題で、今回の場合は政治倫理の問題で次元の違う、だからやはり小沢氏は出馬するなということである。

岡田氏の言っている政治倫理とは何か?これほど抽象的な表現はない。岡田氏は小沢氏が検察に疑いを掛けられ事情聴取を受けたことが政治倫理に触れていると言いたいのか?また検察審査会でどこの告訴人かもわからない、幽霊が告訴し、たった11人の審査基準も分からないような検察審査会のメンバーの議決で起訴相当とされたことが政治倫理に触れていると言いたいのか?

小沢氏が直接石川議員、2人の秘書に指示したと本人が認めていれは、確かに岡田氏の言う政治倫理の問題が発生する。

しかし、小沢氏、その他に逮捕された石川議員、2人の秘書は完全否定している。そもそも検察自身が威信に掛けて小沢氏を立件しようとしたが不起訴で、4度目の事情聴取もまだしない内から、小沢氏を最も叩いているマスコミが不起訴になるだろうと報道している。これを岡田氏は政治倫理上問題と言えるのか?

要するに岡田外相の頭には、はなから小沢氏は確信犯と思っているのではないか?これほど言うからにはそう思わざるを得ない。

しかし小沢氏は自身の関与を否定している。この事実を岡田氏はどう思っているのか。岡田氏の一連の話をまとめると小沢氏に「あなたは検察に事情聴取を受け、検察審査会の結果を待つ身であり、政治倫理的問題があるから、出馬することはいかがなものか。はっきり言えば政治倫理上出馬は止めた方がいい」と言っていることになる。

こんなことで政治倫理上問題と言われたら、小沢氏でなくてもとても納得しないだろう。岡田氏自身が小沢氏の立場のように濡れ衣を着せられたら、岡田氏が言うように甘んじてその批判を受けるのか。これを決着出来るのは裁判しかないだろう。

言いたい事は、政治倫理などいうことは曖昧過ぎて何を意味するかわからない。双方の意見が食い違えば、結局法律の問題に帰結するのである。

本人が罪を認めたのなら岡田氏のいうように政治倫理上責任が発生するが、完全否定している人をつかまえて、やっているだろう、またはやっているはずだということを前提で何か不利益を被らすことは何人でも許されない。

このような状態は政治倫理上でも責めを問える状態ではない。なぜなら「推定無罪」であるからだ。結局、決着を付けるには法律上の解決しかない。

岡田氏は法科を出たということであるが当然上記のことは分かっているはずである。素人でも論理的に考えると「推定無罪」の法律の問題と、政治倫理の問題は切り離し出来ない次元と言いたい。つまり当事者にとっては次元は同じで、岡田氏がいったことは当たらないと考える。

やはり原口大臣が言っている方が公平に見て正しい!


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