福田財務次官のセクハラ問題は、20年前の大蔵省不祥事よりはるかに深刻

福田財務次官の女性記者セクハラの本人は、朝日テレビの社員であったことが、4月19日の午前0時以降に会見した。会見を朝方やってもいいはずである、敢えて真夜中にやったということは、羽鳥のモーニングショーで取り上げるためと思われる。もう一つは、麻生大臣がワシントンに飛び立つ前という意図もあったと思っている。

モーニングショーで、安倍のご用達、田崎解説者も出ていて、朝日テレビの女性社員について、勇気ある告発に「尊敬する」とまで述べた。玉川氏も同じ社員として、社が本人の訴えを抑え込んだことを意識してか、自戒しなければならないと述べた。

ヤフーなどの投書では、朝日テレビの対応を批判しているものもいるが、結果として社として、恥ずかしい経緯も明らかにしたことは評価出来ることだ。もし、これを行わなかったら、福田氏の問題は、単に辞任で闇から闇となっていただろう。朝日テレビが財務省に抗議し、事実を解明するように求めたことは、財務省にボールが投げられたことになり、福田氏を簡単に辞めさせられなくなったはずである。

それにしても、この福田という男は、アナウンサーが読むのも憚れると言わせたセクハラ発言をセクハラとも思っていない。「言葉あそび」と言うらしい。昼の番組で、元NHK記者の解説者が記者が特ダネを取るためには、「一対一」の取材が基本という。取材を受ける方も、綺麗な記者と一対一の会食などは楽しいだろう。福田氏は、特ダネが欲しければ、「胸触らせて」、「キスしたい」、「しばっていい」などと日常茶飯事に述べていたと思われる。それを「言葉あそび」と誤魔化している。音声会話の中で、女性が「ダメです」、「止めて下さい」と述べているシーンは、手や体が女性に動いているとも想像出来る。

会社の方も、あからさまに言わないが、女性の武器を暗に使っても特ダネを掴めと思っている上司も居るはずである。今回、複数の女性も被害にあっていると言われている。その人たちからはMetooの手があがっていない。この人たちの中には、断り切れなくて一線を越えた女性もいると思われる。そういう人ほど、絶対に手を上げられない。だから、福田氏は高を括っていたと思われる。

20年前の大蔵省の不祥事とは、通称「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件である。接待に、じゃぶじゃぶ店の接客女性がノーパンでおさわり放題という接待である。財務省のDNAは変わっていない。

しかし、どう考えても、今回の事件の方が、はるかに陰険で陰湿である。権力を笠に着ている。安倍内閣は、このようなセクシャルハラスメントに極めて寛容である。誰が見ても、福田氏が確信犯であることがわかっていながら、麻生氏は福田にも人権があると庇った。手を挙げて来なければ事件は無かったものとするとまで言った。

安倍首相のお友達のジャーナリスト山口敬之氏による伊藤詩織さんへの準強姦した事件も、官邸を通して当時の刑事局長に働き掛け、逮捕もみ消されたことはあまりに有名である。こういうことが、安倍内閣の中で平然と行われることが、政治、官僚組織が壊れてきている本質があると思っている。下の者は、上があんなことをやっていることを見ていれば、自然と規律が溶解してきてくる。

それにしても、福田氏が、音声録音が一部で、全体をみれば「セクハラでない」と強調している理由が全く想像出来ない。安倍首相はこの件に「遺憾」と述べ、一層緊張感を持って励むと述べただけである。全く、問題の解決など頭の隅にもない。麻生大臣の辞任は当たり前であるが、安倍政権は早く変わらなければ日本が溶解する。


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