後藤氏殺害で、政府、マスコミが、大政翼賛会的な雰囲気を醸成する危険状態だ

イスラム国の後藤氏殺害で、今日本は異常な雰囲気が醸し出されてきている。安倍首相の言った「テロに屈しない」という言葉が合言葉になり、イスラム国に対峙する政府を批判すると、非国民的な雰囲気、つまり大政翼賛会的な雰囲気が作り出されている気がする。

何故このように感じたかというと、今日のニュースで、民主党時代の森本敏元防衛大臣がゲストで解説していた。その中で彼は、思わず耳を疑い、背筋が寒くなるような発言をした。彼は、安倍首相が言っている発言と異なる意見を話して、日本の世論が割れていることをテロリストに見せると隙があると思わせてしまう。イスラム国のようなものに勝つには、日本が一丸となって、まとまらなければならないと話した。

私は、イスラム国の行為を決して是認する訳ではないが、今回こんな結果を招いたのは、安倍氏が過剰に刺激した結果だと述べているだけである。しかし、森本氏には言わせれば、こんな批評は国論を乱す発言ということになるだろう。

最近、ニュース解説者で私のような批判を言っているのは、古賀茂明氏ぐらいしか見たことがない。古賀氏はニュースステーションで以下のように言ったという。勇気の要る発言である。


古賀茂明氏が語る「I am not Abe」発言の真意
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156835
「フランス人は『Je suis Charlie(私はシャルリー)』というプラカードを持って行進したけど、日本人は今、『I amnot Abe』というカードを掲げる必要があると思う」
 テレビ朝日系の「報道ステーション」での発言に官邸は激怒、ネトウヨたちは大騒ぎとなった。一方、「よくぞ言った」という支援の輪も広がりつつある。



今日の国会を見ていると、民主党も安倍氏を全然批判しなくなった。岡田代表になってから、自民に追随ばかりしている。その中で、弱小政党になったが、「生活の党と山本太郎となかまたち」が以下の談話を発表した。大政翼賛会的雰囲気を打破する正当な政党と言える。


生活の党と山本太郎となかまたち
代表 小沢一郎
代表 山本太郎

湯川遥菜さん、後藤健二さんのお二人が過激派組織ISILによる卑劣な蛮行で殺害されました。亡くなられたお二人のご冥福を衷心よりお祈り申し上げるとともに、ご家族、ご関係者に心からお悔やみを申し上げます。このような残虐非道な行為は決して許されるものではなく、万感の怒りを込めて抗議します。

日本政府は関係各国の協力を得て、人命尊重を第一に早期救出に全力を挙げて取り組んだとのことですが、結果として最悪の事態となりました。なぜこのような事態を招いたのか、政府は自らの対応のあり方を徹底検証するとともに、同様の事件が再び発生しないよう、万全の危機管理体制を構築しなければなりません。

歴史的に見て日本は、イスラム世界とは長年にわたる友好協力関係があり、中近東における対日感情は大変良好なものでした。しかし安倍首相が中東歴訪で「イスラム国」対策として2億ドルの支援を表明したことによって、日本は有志連合に加わり、ISILに宣戦布告したと受け止められました。

今回の歴訪で安倍政権は、これまでの日本の立ち位置を大きく変え、集団的自衛権の行使に事実上踏み込んだことになります。このような手段で国際社会に踏み出していけば、ISILが日本をテロ対象国にしたように、日本がこれまで想定していなかった事態に遭遇する可能性が高まるものと憂慮しております。

私たちは、こうした安倍首相の方針に反対であります。国際紛争はあくまでも国連を通じて解決すべきであり、その国連に協力するというのが日本国憲法の趣旨です。またそうすることで、日本が国際社会でいたずらに敵をつくらない道でもあります。国会において我が党は、今回の問題の事実関係を質すとともに、安倍政権の進める外交安全保障の実体を検証するため、徹底した審議を求めていきます。



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