今回の野田首相の問責可決は、野党7党の正当性の賜物である。

野田首相に対して、晴れて問責決議が可決された。この瞬間を見ていて、思わず手を叩いてしまった。その瞬間の野田首相の顔は、今までの能面のような表情を表さない顔ではなく、明らかに何か不安げな顔をしていた。一方、事務総長から開票結果の紙を渡された平田議長の顔は、明らかに笑っていた。何とも対称的な顔であった。平田議長は亡くなられた西岡議長の後任である。

歴代首相で問責決議が可決されたのは、自民党の福田(2008年6月)、麻生(09年7月)両元首相に次いで3人目である。記憶によれば、今回の野田氏が最悪な問責と言っていいだろう。党を大きく割ってまで強行し、自民党のアンチテーゼとして政権を取った民主党が自公と談合し、その談合相手の自民党から再びNoを突きつけられた。ここまで来れば茶番である。

今回の問責決議の文案は自公案とは異なり、先に自公以外の野党7党で出した案で提出されている。全野党間で最大公約数を作りたいと何回も自党に持ち帰って検討したが、結局野党7党の案に収まった。公明党は消費税増税と社会保証の一体改革批判には組みせず、国会採決時には退場し棄権した。自民党は、当然公明党と同じ行動を取るべきであるが、恥も外聞も無く、野党7党の問責理由案に乗り賛成票を入れた。

正に恥も外聞もなく賛成せざるを得なかったのは、野田首相と谷垣氏との談合、「近いうちに」解散するということが反故にされることを恐れたからである。今国会まで、臨時国会冒頭には野田首相から解散するとの言質を得ていたことを証明している。それを反故にされれば、谷垣氏の自民党内での立場は無くなるからである。何とも哀れである。これほど先の見通す能力の無い党首もお粗末である。

野田首相も問責が可決された時点で、臨時国会以降の審議は無くなり、どん詰まりになる。それを考えると次期代表の芽は無くなる。敢えて出馬して野田氏が選ばれたら、これまた茶番である。気が狂ってるとしか思えない。夫を大臣にしてもらっておとなしくしていた田中真紀子氏が、代表選挙に担がれるという噂が流れている。田中真紀子氏も今更民主党で出てきてももう遅い。お父さんが草葉の陰から泣いているだろう。

いずれにしても民主党は自滅の道を転がっている。


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自公、衆院解散へ攻勢=首相問責、可決の公算-国会
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