野田首相は、いくら増税をようと思っても、野垂れブタになる。

民主党と自民党の駆け引きは、15日の採決に向けて混沌としてきた。この2党は、社会保障改革の議論を「国民会議」という訳の分からない会議体を作って棚上げして、まずは消費税増税法案だけを先に決めようとしている。このまやかしの論理を、東京新聞の論説副主幹が以下のようにツイートで明かしている。

長谷川幸洋‏@hasegawa24

社会保障改革を先送りするために、自民党は「第三者の有識者」による国民会議をつくって議論を、なんて言ってる。ということは解散・総選挙の要求を降ろしたも同然。解散しろって言ったら、次の政権と政策をどうするか国民の選択次第なのに、それでも国民会議に議論を委ねるのか?

政権が代わったら、前政権と野党が談合してつくった「国民会議」なんて、どこかにすっ飛んじゃう。というか、そもそも正統性がなくなる。談合で選んだ「第三者の有識者」なんて国民の選択の前では、なんの意味もない。政策と政権を選ぶのは国民だから、わけのわからない有識者なんて正統性はない。

つまり自民党が国民会議を言い出したっていうのは、解散しなくていいよ、ということ。政権を変えないんだから、談合の有識者会議で議論して決めようというのが本質。

自民党も発想が古いね。いまや「第三者」だの「有識者」だののデタラメは国民にバレバレ。そんなのを作ったって、財務省+増税派の隠れ蓑ってことくらい、だれでも分かる。だいたい霞が関に遠慮しないでモノを言える有識者が日本に何人いる?

いずれにせよ、いまの展開は国民無視ってところで両党とも共通してる。民主党はもちろんマニフェスト違反。自民党も事実上、民主党容認。どっちもどっち。

増税と社会保障。どっちが国民に大切か、重要か。ここをよくよく考えてみれば、社会保障のあり方に決まってる。そこが決まってから財源論になる。それなら、社会保障のあり方を対立軸に解散・総選挙で決着したって、十分納得できる。

国民会議で修正がまとまったら、会議のメンバー選んで、結論が出るまで待つのが礼儀でしょ。ということは自民も民主も辞められないでしょ。少なくとも、自分は辞める前提で第三者に議論をお願いできないでしょ。「結論出たら、私は辞めてますけど、次の政権にお願いします」だなんて言えるわけない。



自民党が国民会議の設立を言うことは、解散要求をすることと矛盾していると言っている。つまり、国民会議を提唱した自民党は、政権を変えなくてもいいことになる。解散して民主、自民の議員が辞めてしまえば、国民会議の委員を決めた主体がいなくなるのでおかしい、と言っているのだ。

さらに様子がおかしくなってきたのは、公明党が社会保障改革修正の棚上げに反対をし始めたことである。民主党と自民党がこの国民会議で協力関係になることは、公明党に取って好ましくはない。

さらに、もう一枚複雑になってきたのは、輿石幹事長が民主と自民とで修正案を作ったとしても、もう一度党の承認が必要と述べ出したことである。この承認には、小沢グループ及び中間派の議員も直ぐには賛成しない。

鳩山氏は、明確に増税法案で造反を示唆した。 社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる修正協議で、自民党が対案丸のみを求めていることに関しては「時計の針を戻す政策を丸のみするなら、政権交代の期待に応えたことにならない」と述べた。

野田首相は、マニュフェストに書いていることをやらないで、書いていないことをゴリ押しするつもりだ。

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