野田首相には、この難局を乗り越えるの無理だ。小沢氏しかいない。

衆議院と参議院で予算委員会が開かれた。普段は聞けない質問議員と野田首相のやりとりを聞いていると、マスコミで報道される内容と全く異なる感覚を受ける。

その感覚というのは、議員が質問した内容に対して野田首相が全く本音を言わないことである。社民党の福島党首の、TPPについて質問に対する答弁がその極みであった。福島氏は、TPPの米国の国会での討議の資料を参照にして質問した。米国では、日本の米の関税が700%で、この関税率を大幅に下げることがTPPの主目的の一つとして話されている事実を基に、福島氏は「日本の米を守る」と一言、言ってほしいと何回も迫ったが、決して「守る」という言葉は使わなかった。何を言ったかというと、然るべきようにやるというような意味の言葉しか言わなかった。つまり、典型的な国会答弁である。

野党は、首相、大臣の失言、敵失を狙い、首相、大臣は野党に決して足をすくわれないように、本音を言わない。言質を取られないような、どっちつかずな言い方をする。今回の野田首相の話を聞いていると、特にその傾向が強い。特に微妙な話は、決して本音は言わない。

つまり、自分の意志(本音、決意)を決して言わないということである。国会もこんなことをやっていては、本当に良い政治は出来ないだろう。野党は野党で絶えず相手の弱みを探って質問し、首相、大臣は例え相手の言っていることが道理で正論であろうが、決してそれに同調はせず、言い訳をしてはぐらかす。なぜなら、相手の意見に同意したら負けであるからだ。

小沢氏が話していたが、小沢氏が自民党にいたころは社会党が野党で、自民党と社会党は一見敵対しているようだが、国対委員会ではいろいろ裏で協議して政策が揉まれていたが、今の民主党執行部は頭でっかちの若造達が仕切っているので、野党とのパイプが全くない。勢い、相談相手は官僚で、官僚の話しか意見を聞けない。官僚の言ったことがバイブルになってしまう。なぜなら、各省では唯一の味方になるからである。官僚と敵対したら、長妻氏のように入省の際、拍手もされなくなってしまう。これでは怖くて出来なくなる。

共産党の赤嶺議員が、沖縄防衛局が宜野湾市の職員、親族まで調べて、局長がその職員たちを集めて市長選挙について講話をしたと暴露した。またも沖縄防衛局長である。相当、政府から叱咤されているのであろう。また局長が更迭されるのだろう。政府環境評価書に対する沖縄県の評価は、認められない方向で知事に具申すると言われている。そうなると、沖縄基地問題は完全に暗礁に乗り上げる。

もう、野田首相レベルの能力ではお手上げである。米国と命を懸けて渡り合った小沢氏のような経験と実力、胆力を持つ政治家でないと、この国難は突破出来ない。



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