陸山会事件と郵政不正事件の地検特捜部の共通性:検察は怖いところ

地検特捜部の本質が当事者、本人から明らかになってきた。今日は、陸山会事件で大久保元秘書の検事調書を取り、村木さんの冤罪事件でFDデータ改竄した前田元検事が、大阪地検特捜部の大坪元部長、佐賀元副部長の関与について証言した。大坪氏、佐賀氏とも、全面的に前田元検事からFD改竄したことを聞いていないと否定していたが、前田被告本人から、以下の報道のようにFD改竄を「伝えた」と証言した。

FD改ざん「伝えた」 前田受刑者初出廷、元上司の前で
http://www.asahi.com/national/update/1018/TKY201110180191.html
(略) 
 真実を述べると宣誓した後、検察側の尋問が始まった。昨年9月の逮捕前、データが意図的な改ざんだったと大坪元部長らに伝えたことはあったか――。検察官が尋ねると、前田受刑者は「ありました」と証言。元部長らが改ざんを不正と認識していたとする最高検の見立てを認めた。
 2009年7月に同僚の国井弘樹検事(36)に改ざんを明かした理由については「改ざんは犯罪。自分一人の胸にとどめておくことが心苦しかった」。厚生労働省元局長の村木厚子氏が無実を訴えた初公判直後の昨年1月30日には、東京から佐賀元副部長に電話で改ざんを報告して辞職の意向を伝えたと説明。元副部長から「守ってやりたい」と泣いて言われ、「なんて温かい上司なんだと思いました」と声を詰まらせた。
 前田受刑者は隠蔽の経緯も具体的に証言した。翌2月初め、佐賀元副部長と国井検事から「データは誤って書き換えてしまったことにする」という大坪元部長の方針を電話で伝えられ、前田受刑者は「助かりたいとの気持ちが芽生え、上司の『助け舟』に乗ってしまった」と述べた。
(略)


上記の話を聞いていると、「へど」が出る。前田元検事が佐賀元副部長に話したら泣きながら「守ってやりたい」と言い、大坪元部長は、「ミステーク」で行こうと述べているとき、村木氏は無実の罪で絶望のどん底にいた。

偶々、返却されたFDの改竄がわかったからいいものの、それに気が付かなかったら、前記の打ち合わせのように組織ぐるみで、そのまま公判が続けられ、有罪判決が出ていただろう。本来、検察は人の罪を暴くことを使命としているが、人が無実であることがわかっていても、自分たちの悪事がばれないように、人を有罪にしてもいいという組織である。本当に怖い組織である。

この考えは、東京地検特捜部に逮捕された石川議員が、水谷建設の元社長から5000万円もらったというストーリーをでっち上げたり、検事が前に述べた「証言」を変えてはいけないと言ったり、また「事実と裁判の結果は違う。裁判の結果は積み上げてきた証拠をもって裁判官が判定するから。だから、事実と裁判の結果は違うんだよ」などと平気で言う。これが地検特捜部というか、検察の本質である。一度、最初のストーリーを決めたら、ひたすらそのストーリーから逸脱しないように組織を上げて、嘘でもでっち上げる。石川氏が思わず、「検察はコワイところ」と言った所以である。特に、今回のように検察とグルになったトンデモ登石のような裁判長に「推認」に次ぐ「推認」で有罪にされたら、もうお終いである。

一旦、有罪が出ると、上告しても、上位裁判所に行くほど旧体制派の判事で固められていて、有罪が翻ることは絶望的になる。日本の司法自体が劣化してきている。検察をチェックするどころか、検察との人事交流によって馴れ合い状態となっている。

この司法制度を改革するには、その検察、裁判によって痛めつけられている小沢氏が首相にならない限り、改革は進まないだろう。これも小沢氏という、従来体制にとって恐怖となる政治家がいるから、その検察の怖さが明らかになってきたのである。物の本質がわかる心ある国民は、何としても小沢氏らを支援しなければならない。「明日は我が身」とならないように。


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