東工大西田准教授、日本学術会議「関係ない」ツイートの炎上に思う。

東工大の西田亮介と言えば、メディア論、社会論についてテレビでもっともらしい意見を述べていると思っていた。最近、最近の最大の話題の学術会議の任命拒否について、西田准教授のツイートで「なんで、いま、みんな日本学術会議に関心を持っているの?新政権のツッコミどころだからというだけでしょう。もともとほとんど関係ないうえに興味もなかったじゃない。」と述べて、大炎上したと記事が出ていた。これを見て、かなりがっかりした。社会学、政策、メディア論を教えている人が、これだけ世の中で騒いでいる理由が全く理解出来ないらしい。ツイートは普通のかしこまった発表と違って文字通りの本音がぽろりと出る。そこには何気なし呟きが最も現われる。

確かに西田氏が言うように、直ぐに直接政府に反対のした考えの研究、主張が弾圧されるということは今はない。みんな騒いでいるのは、そんな表面的なことを言っているのではない。もっと裏側の話をしている。確かに研究自体は止めろとは言わない。しかし、文科省が握っている科研費などの各種教員の権利が知らぬ間に排除されるからだ。そういうお金が入ってこないと当然学生が集う講座の活動も制限される。もっと怖いのは今回の任命拒否された6人の教授の講座には今後学生が入講しなくなるのではないかと憂うる。そいうことを危惧というか、実際に起きると予想されるから怒っているのだ。況や今世間で話題にもなっていることも知らない人は、それこそ何が問題なのかわからないだろう。

逆に自民政権でなく、もっと左翼の政党が政権を取り、改憲や安保法制などを積極的に支持する教授を何の理由もなく任命拒否したらどうするのかということである。西田氏も今は関係ないと呑気なことを言っているが、もし自分の研究が政権にとって同じよう扱われないとは言えない。少し頭のいい人なら我が身に置き換え考えるだろう。その立場になったら関係ないなどと言っていられない。西田という人物も普段偉そうな御託を述べているがその程度の人間であるということだ。

こんな出鱈目のことを一時の政権が勝手に決めることは出来ないのだ。そもそも当初法案を作ったとき、中曽根元首相、作った官僚たちも同じ考えだから形式的だと言ったのだ。本当に頭の悪い安倍、菅は恐れも知らず余計なことをした。報いは訪れる。



日本学術会議「関係ない」ツイートが炎上の西田亮介氏 「今回のことで学問の自由が死ぬのであれば、我々はもう死んでいる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/284f589a0dfc9b01fb8ccc463ec87beb46bc2de0
10/10(土)

西田准教授.jpg

 日本学術会議が推薦した6人の会員候補の任命を菅義偉総理が拒否した問題で、会員の任命やその在り方が議論になっている中、東京工業大学准教授の西田亮介氏のツイートが話題になっている。 【映像】炎上した西田亮介氏のツイート  西田氏は5日、Twitterで「なんで、いま、みんな日本学術会議に関心を持っているの?新政権のツッコミどころだからというだけでしょう。もともとほとんど関係ないうえに興味もなかったじゃない。ぼくだってそうで、たぶん1、2回ほど部会のシンポジウムかなにかで話したことあるけれど、はっきり言えば関係ない」と投稿。  このツイートにTwitter上では、「日本学術会議というより、恣意的な人事を行った菅内閣に関心がある」「弾圧の初めの一歩になるといや」「新政権へのツッコミなんてお笑いではない」などの声があがり、炎上した。『ABEMAヒルズ』では、ツイートの真意について西田氏に話を聞いた。  「僕はヒラの研究者だが、日本学術会議と具体的に関係があるかというと、やはりない。学術会議は科学者を代表すると法律に書かれてはいるが、会員が次の会員を選んでいく仕組みで一般の研究者には選挙権もないし、何か研究費などをもらっているわけでもない。学術会議自体も研究機関ではない。したがって学問の自由の実質ともそれほど関係はないのではないか。これまでに学術会議が主催するシンポジウムで1、2回話したことがあるが、そのこともやはり僕個人の研究の自由と関係するわけでもない」


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この記事へのコメント

ゴメンテイター
2020年10月10日 22:16
ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

よく引用されるお話です。

「彼ら」を菅政権に、「共産主義者」を学術会議に置き換えてみれば、西田准教授の過ちがわかるでしょう。
民主主義に向かうのか、政治の私物化=独裁政治をより強めるのか。今が、その分かれ目なのでしょう。
かっち(Kacchi)
2020年10月11日 07:35
ありがとうございます。その通りです。

>ゴメンテイターさん
>
>ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
>社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから
>彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから
>そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった
>
>よく引用されるお話です。
>
>「彼ら」を菅政権に、「共産主義者」を学術会議に置き換えてみれば、西田准教授の過ちがわかるでしょう。
>民主主義に向かうのか、政治の私物化=独裁政治をより強めるのか。今が、その分かれ目なのでしょう。