「総合的・俯瞰的」とは正反対の「個別的・近視眼的」な菅を降ろそう。

学術会議の任命拒否の話題は、あまりに不誠実、虚偽まみれの事案であるので、何度か記事にしたがこれだけは菅のやりたい放題を放置して置いたら認めたことになる。

1960年は多くの大学生が立ち上がった有名な安保闘争があった。1970年代も大学自治に政府が介入したときやはり大学生が立ち上がった。各地の大学が過激派学生によって1年以上封鎖され、数十万の大学生が留年することを避けるため警察によって解放された。この時期の学生運動が単なる学生運動を超えて体制を転覆させるような超過激派が跋扈して浅間山荘事件、榛名山のリンチ殺人事件を起こして、学生運動=殺人、リンチ、テロのイメージが沁み込み、それ以来学生が政治に声を上げることがなくなった。唯一数年前学生を中心としたシールズが声を上げたが終わってしまった。

今回の学術会議の思想、表現の自由に対する安倍、菅政権の横暴は、60年、70年の問題、課題よりもさらに大きなものであると考えている。なぜなら、安保、大学自治も大きな問題であるが、個々人がどんな思想、考えを持つかは自由であるからである。安保法制に反対すること、沖縄基地反対することは、政権が替われば正に「是」となることである。前記の安保、沖縄基地にしても国民の数十%は反対している。況や沖縄基地は沖縄県民の60%以上、国民の過半数以上反対している。菅が言う「総合的・俯瞰的」に見ると明らかに今回拒否した学者を学術会議に入れるべきなのだ。それこそ「総合、俯瞰」的というなら、政府と意見の異なる様々な人を総合的、俯瞰的に配置すべきなのである。それが全国民のTOPが考えることである。

菅首相は余程議論が出来ない男であるらしい。記者会見は「グループインタビュー」と称して、新聞会社3社だけをひな壇に侍らせ受ける。他のマスコミはひな壇から外れた席で聞いているだけである。当然、質問も事前に出させ菅は花で隠した原稿をひたすら読んでいる。その意味で、何も見ずに話すトランプの方が優れている。ここでは不特定多数の出席者からの質問を排除している。自信が全くないのだ。人間やましい気持ちがあれば答えたくない。況や合理的に正しい、論理的に正しい話なら、どんな答えをしようが破綻はしない。屁理屈、答えを言わないからすぐに破綻する。

菅は今回の任命拒否の6人が除かれた名簿は見ていないという。見ていないから、自分は今回の拒否には関係ないと言いたいのか?見てもいないのに総合的、俯瞰的に判断したという。これもいかさまである。先日、共産の田村議員が実に嘘を突いた質問をした。政府は法律に基づき任命をしなかったというロジックを述べているが、田村議員は過去の政府見解が当たない議事録を見つけ問いただした。任命を拒否出来る理由として述べているのは「あきらかに(その人が)国民が不適当であること認めること以外に任命を拒否できない」と述べていると。田村議員はこの委員会にいる議員の中に6人が明らかに不適当である人がいるなら言って下さいと述べた。きっと自民議員に向けて言っているのだろう。

要するに菅のやっていることは、言いがかりである。俯瞰的、総合的とは正反対の近視眼的、個別的の考えで排除するような気の小さい、偏狭的なものは次の選挙で降ろすしかない。国民の幸せのために。


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この記事へのコメント

tabasco
2020年10月10日 10:46
全く同感!!

名簿はそのまま官邸に上がっていたことを毎日新聞が既に突き止めている。2020年10月3日付け記事:「日本学術会議が新会員として推薦した候補者105人について、内閣府がそのまま首相官邸に上げていたことが2日、複数の政府関係者への取材で判明した」(https://news.yahoo.co.jp/articles/eb07807f379b5585d95e1f51631e2f93a2dcfa07

スガの発言「自分の所にきた名簿には既に6人の名前は無かった」が本当なら、批判にここまで抵抗しただろうか? 批判が起きた時点で「名簿から6人抜けてました。何かの手違いでしょう。すぐに改めて任命します」と言えばすむことだ。

他方、スガがその発言を押し通すなら、他の誰かが責任をおっ被せられるだろう。「勝手に判断して名簿から6人の名前を削った」または「『名簿をそのまま官邸に上げた』とウソをついた」と。 きっと森友問題の時もこんな構図で自殺者が出てしまったのだろう。

正義と誠実を目指さない政権は害悪でしかない。いずれ日本国民全体に不幸をもたらす。

ゴメンテイター
2020年10月10日 11:47
スカ首相のスカスカ答弁。そろそろ大きな疑問に世間は気づかないといけません。
「総合的に、俯瞰的に判断した」のは誰なんでしょう。
今朝の報道では、スカ首相は任命前の名簿は見ていないとか。見ずに6名の方を外したということです。すごいですね、一休さんでも連れてきたのでしょうか。
「〇✖も休み休み言え」という言葉がありますから、スカ首相の場合は一休みではなく、万休でしょうか。どなたが万休さんなんでしょう。加藤六月さんの娘婿でニセ議員じゃなかった、二世議員でコネ任命の加藤官房長官でしょうか。
スカ政権は、任命しない理由に公務員の選定・罷免権を定めた憲法15条を持ち出してきたそうです。しかしこうなると、理由の説明から逃げることはできません。なぜなら、15条は「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」と第1項で示しています。自民党の改憲案でも「公務員を選定し、及び罷免することは、主権の存する国民の権利である。」としていますから、私たち国民には学術会議のメンバーがどのようにして決まったのか、しっかりと説明を聞く権利があることになります。
さあ、スカ首相、スカスカ説明ではなく中身のある誰もが理解できる説明をする義務を果たしてください。この程度の義務も果たせないのなら、とっとと引退を。
かっち(Kacchi)
2020年10月11日 07:34
ありがとうございます。また誰か生贄が出るかも。実績の張本人の一人ですから。

>tabascoさん
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>全く同感!!
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>名簿はそのまま官邸に上がっていたことを毎日新聞が既に突き止めている。2020年10月3日付け記事:「日本学術会議が新会員として推薦した候補者105人について、内閣府がそのまま首相官邸に上げていたことが2日、複数の政府関係者への取材で判明した」(https://news.yahoo.co.jp/articles/eb07807f379b5585d95e1f51631e2f93a2dcfa07
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>スガの発言「自分の所にきた名簿には既に6人の名前は無かった」が本当なら、批判にここまで抵抗しただろうか? 批判が起きた時点で「名簿から6人抜けてました。何かの手違いでしょう。すぐに改めて任命します」と言えばすむことだ。
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>他方、スガがその発言を押し通すなら、他の誰かが責任をおっ被せられるだろう。「勝手に判断して名簿から6人の名前を削った」または「『名簿をそのまま官邸に上げた』とウソをついた」と。 きっと森友問題の時もこんな構図で自殺者が出てしまったのだろう。
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>正義と誠実を目指さない政権は害悪でしかない。いずれ日本国民全体に不幸をもたらす。
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