森ゆうこ議員の質問漏洩問題から見える日本の劣化


前新潟知事米山氏が、森ゆうこ議員の質問漏洩問題について、日本の官僚機構、政治が劣化していることを指摘している。経緯は、以下の記事の冒頭に書かれている。森議員の事前通告の提出が遅いと、自分のツイッターで不満を表に出したものだ。森氏は通告を時間内に通知したと述べている。また、その事前通告を国会外の他者に送付したというのだ。
米山氏は記事の中で、その劣化の本質を以下のように述べている。正に今の官僚は与党があれば政治は回り、野党なんて文句を付けるだけの存在ぐらいにしか思っていないという意識が蔓延しているということだ。安倍政権によって、自分を含め、議員が何をやっても許されるという状況が出来上がってしまった。マスコミであまり騒がないが、日本の政治が今どんどん劣化していることを現している。

『透けてみえる「悪いのはすべて野党」という意識
 なにより私が危惧するのは、官僚が自分が従うべきは政府与党であって、政府与党のいうことは絶対で1ミリも変えることはできず、それを邪魔する野党がすべて悪いとする意識が、背景に透けてみえることです。
 議院内閣制とはいえ、行政府に属する官僚は、立法府に属する議員に対し、与野党問わず平等に対応しなければなりません。また、質問と答弁の作成は、立場は違えども、双方の作用があって初めて成立するものであり、両方とも国をよくするための共同作業であると、私は思います。
 多くの官僚の方は、言われるまでもなくそんなことは分かっていると思うのですが、今般の匿名のアカウントによる個人を特定してのあげつらいは、「公僕」であろうとする官僚としての職業意識、「公正な行政」を実現しようとする義務意識の欠如が、霞が関で珍しくなくなりつつあることを示しているように思えます。この問題を放置することは、霞が関と言う官僚システムを劣化させ、崩壊させる第一歩となる危険を孕(はら)んでいるように、私には見えるのです。』



森ゆうこ議員の質問漏洩問題から見える日本の劣化
霞が関の片隅で起こった日本の劣化が日本の社会全体を蝕む前に私たちがするべきこと
米山隆一 前新潟県知事。弁護士・医学博士
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019102100006.html?iref=comtop_fbox_d2_02
日本に大きな被害をもたらした台風19号が関東平野に迫りつつあった10月11日金曜日の21時頃、連休明け15日の予算委員会での森ゆうこ参議院議員の質問に関する事前通告が遅いという、「官僚」を名乗る複数のアカウントからのツイッターに投稿が流れ、これに対して森議員が「所定の17時前の16時30分に提出済み」と反論し、それを産経新聞がツイッター投稿をそのままなぞる形で報道して議論を呼びました。
 この騒動はその後、元財務官僚である高橋洋一氏が14日にインターネット番組「虎の門ニュース」で、「私も通告書を見た。役所の方から来たものだ」と発言。まだなされていない森議員の質問の詳細を語り、野党から「情報漏洩」との批判が上がると、「事前通告された質問は公務員が守秘義務を負う秘密には当たらない」「むしろ事前公表すべきもの」と主張し、更なる議論を呼びました。なお直近で高橋氏は、「実は見ていない。見てきたように語ったものだ」と発言を変えていますが、氏にメールが渡ったことを、後述の通り内閣府の事務局が確認しています(朝日新聞デジタル2019年10月18日)。
 私には、この問題は日本の官僚システム、さらには社会制度全般の劣化を映しているものと思えてなりません。




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この記事へのコメント

もひ
2019年10月30日 15:14
この「高橋洋一」なる人物、日刊ゲンダイのコラムにも寄稿していたが・・・
もう出てこないで欲しいと思うぞ!
(トホホ)