「野党連合構想」はまずは共産とれいわから波及させればいい。



山本太郎と共産党との党首会談で以下のことを合意した。志位委員長のツイッターに以下のように書かれている。
9月12日
れいわ新選組の山本太郎代表と党首会談。次の3点で合意しました。 1、野党連合政権をつくる。2、安倍政権の9条改憲に反対する。3、消費税について、①10%増税中止を求める。②消費税廃止を目標とする。③廃止への道筋、財源について協議する。④消費税問題での野党共闘の発展のために努力する。

この後に共同会見の動画を見ると、共産党のれいわに対する配慮が志位委員長の口ぶりからわかる。議員がたった二人しかいない党に対して破格の態度で臨んでいた。山本氏もれいわの議員に対して、自分が議員として動けない中議員運営委員会などで一番親身に対応してくれたのは共産党だと述べた。また参議院議員館を追い出されたとき、所持品の置き場などに森ゆうこ氏にお世話になったと語った。そこは立憲の名はなかった。自分が参議院議員会館を住む場所はさすがに共産党さんには頼めなかったとため口をしていた。

山本氏は野党連合政権について記者から聞かれたとき、野党の選挙の時だけの共闘では政権は取れない。野党が政権で何をするかを国民に示すことが大事と述べた。志位委員長も正にそれが共産が各党に連合政権を呼び掛けた理由と述べた。この構想が野党第一党の立憲から出て来ないことに野党が伸びない一番の理由と思っている。立憲は基本的には共産とは組めないと思っているのであろう。共産と連合政権を組むとき一番問題になることが、日米安保同盟、自衛隊であろう。この取り扱いついては、共産が主張は棚上げしないと立憲、国民は連合政権を組めないと言うと思われる。このあたりは、共産党自身が一番わかっている。連合政権と言う以上従来の主張について何らかの修正、凍結の考えをもっていると思われる。

もう一つ山本氏への質問は来る衆議院選挙で100人立てるというものであった。これには、れいわ一党だけでやる場合はそのぐらいの数を立てなければならない。しかし野党で連合してやる場合はそれぞれの党の事情があり、100人の数にこだわるものではないと述べた。

共産党は第7回中央委員会で志位委員長は、改めて「野党連合政権」を説明した。この記事の中には、来年1月には16年ぶりに「綱領」を改訂すると書かれている。綱領とは政党・政治団体においては政策の指針を決定付けるものであり、野党連合政権を組む場合障害となる政策指針を調整するものとなることを期待している。

れいわが出来たことにより、れいわが各野党政党との融和、接着剤の役目を果たすように思われる。立憲、国民は連合という支持母体を持つことによって動きが取れない。原発ゼロ政策も電力総連の議員に配慮し打ち出せない。その議員は高々2名程度である。そのために野党全体の政策を打ち出せないとは情けなない。何のしがらみのない「れいわ」が戦後の自民党の硬直した政策、披露した制度、野党の連携構造を変えてくれると思われる。

18日から北海道の礼文島から全国ツアーが始まる。礼文島を選ぶこと自体が、小沢一郎から学んだ川上作戦である。北海道を最初に選んだのも川上だからと思う。川上から川下の沖縄、さらに最南端までツアーが始まる。れいわブームが起きることは必至である。「野党連合構想」はまずは共産とれいわから波及させればいい。自ずとさざ波の如く静かに波及する。



共産、「野党連合政権」構想取りまとめに重ねて意欲 「共闘発展に必要」
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190915/k00/00m/010/242000c
毎日新聞2019年9月15日
 共産党は15日、第7回中央委員会総会を党本部で開いた。志位和夫委員長は次期衆院選に向け「力強い政権構想を打ち出すことが共闘発展に必要だ」と述べ、提唱する「野党連合政権」構想の取りまとめに重ねて意欲を示した。小選挙区での選挙協力は、構想への賛同度合いに応じて判断していく方針を打ち出した。
 来年1月に開催する党大会で、2004年以来、16年ぶりに綱領を改定する考えも表明した。



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この記事へのコメント

もひ
2019年09月17日 02:40
なーるほど。
もひ
2019年09月17日 03:13
かっちさんが詳しく解説してくれた。
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小沢一郎衆院議員の「子飼い」は次の3名:
1)玉城デニー沖縄県知事
2)森裕子参院議員
3)山本太郎れいわ新選組代表
この他に三宅雪子元議員などの有力者が存在するが、
残念ながらまだ復活の「救いの手」が差しのべられていない。
(厳しい世界である)
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しかし、この中で山本太郎前参院議員には相当「自由な発言」を許された。
国民からすれば「よく言った!」というような質疑の場面がたくさんある。
その山本太郎が日本共産党の志位和夫委員長の信頼を得たということは、
論法として、小沢一郎衆院議員の行ってきた「後継議員育成」「打倒安倍政権」の意思を汲み取るということだろうか?
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今、小沢一郎衆院議員は国民民主党にいる。
これは相当は「重石」になっているし、日本共産党との「野党連合政権」の実現にも希望が持てる。
一方、立憲民主党には「重石」もなく?「まっとうな政治」が「脱原発」であるのか「脱対米追従」なのかも含めて心もとない。
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その意味で・・・
「れいわ」が「接着剤」として「野党連合政権」を樹立してくれることを祈る!
🙏
かっち(Kacchi)
2019年09月17日 14:24
もひさんが、良く分析されています。小沢氏の自由党時代、かなら過激な質疑、言動にもお墨付きを与えていました。それが許されていました。そもそも、自民の最少年齢で幹事長をやった小沢氏が、議員歴2年程度の青二才の山本氏を共同代表に迎えた自体が、小沢氏が山本氏を認めている証拠である。もうこの時点で山本氏の本質、実力を見抜いている証拠です。