小選挙区制度の制度疲労。国民の民意が反映される選挙制度を議論すべき。

最近、自民の一人勝ちを受けて、今の選挙制度でいいのかという記事が多くなってきたように思う。

東京新聞の社説に「勝者総取りはおかしい」と題して、中選挙区制から現行の小選挙区制に替わってから21年経過して、この制度の欠陥を指摘している。

社説は、自民党の得票率が48%であるのに、国会の議席は74%も取ってしまう。これは、国民の民意を反映しないというのだ。要するに、国民の30%弱の票が死んでしまうということを述べている。

小選挙区制の前は、中選挙区制で一選挙区でも、与党1、野党1というようにかならず野党が1議席から2議席取ることもあった。この時代は、与党と野党の議席は拮抗していたことが多かった。

自由の小沢代表は、小選挙区制は2大政党化になりやすく、政権交代がすぐ出来る制度だと言っている。確かに、小選挙区制度の下で、かつて民主党が政権を取ったことがあるが、幻想のように消えてしまった。与野党が政権交代を繰り返すには、与党、野党が、米国のように、民主党と共和党のように2大政党でないと政権交代は起こらないことが明らかになった。小沢氏が主張したように、野党がオリーブの木のようにまとまらないと政権交代はないことがはっきりした。

野党が今のように分裂しているようでは、後20年経っても政権交代は起こるとは思えない。そうなら、社説のように国民の民意が議員数に反映させることは、民主主義の基本だ。

その場合、当然、与党と野党全体の議席数は拮抗する。そうなると、国会の委員会の委員長が全て自民議員となることも無くなる。与党も野党の言うこともある程度反映していかないと、法案が通らななくなる。昔は、与党も野党の案を譲歩して取り入れていた。

各野党も一党では与党にならないので、連立政権となるだろう。政権自体は盤石ではなくなるが、それはそれでより国民の民意が反映される。

今の自公政権では、選挙制度を決して変えないだろう。これをやるには、やはり、一度は野党が結束してもう一度また政権を取らなければならない。


「勝者総取り」はおかしい
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017110802000173.html
2017年11月8日

 選挙制度がおかしい。今回の総選挙でまたしても小選挙区比例代表並立制の問題が表れたと思う。自民党の小選挙区での得票率は約48%なのに、議席の占有率は約74%にも上るからだ。二〇一四年の総選挙でも同じで、自民の得票率は約48%で議席は約75%だった。
 「勝者総取り」の仕組みであることが歴然としている。民意を正しく反映してはいないのは明らかだ。死票を大量に生み出す点も問題だ。落選者へ投じた民意がごみ箱に捨てられるのと同然である。



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