曽野氏の人種差別的論調が公然と出て来ることが、今の政権の体質と同期している。

曽野綾子氏、桜井よしこ氏と言えば、自民党大好き、しかも右寄りで有名で、曽野氏は安倍氏のアドバイザーも務めた。その曽野氏は、昨夏、「週刊現代」(13年8月31日号/講談社)に寄稿した「甘ったれた女性社員たちへ〜私の違和感 出産したらお辞めなさい」という記事を書いたが、彼女の立ち位置がわかる。安倍政権の「女性が輝く」社会を希求する考えと乖離しているようにも思える。

その曽野氏が、また物議を醸す主張を発表した。産経新聞の曽根氏のコラムに寄稿したものであるが、介護分野での外国人労働者の受け入れの必要性を指摘し、「居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい」と書いたそうである。人の考えだから、そんなことは書くなとは言えないが、その根拠の拠り所を、南アフリカのアパルトヘイトを実例として、生活習慣の違う白人と黒人は分かれて住んだことを引き合いに出して書いている。

公の新聞で、ここまで書くとどんな反応が出てくるかわかりそうだが、案の定、南アフリカ大使から、アパルトヘイトを肯定し美化した、行き過ぎた提案と抗議を受けている。NPO法人「アフリカ日本協議会」(東京)も産経新聞社と曽野氏に抗議している。

この話は、元々は外国からの介護労働者を受け入れるべきという考えから発している。政府は今、東南アジアから安い労働力を入れようとしている。その場合、曽野氏の考えからすれば、東南アジアからの介護者と日本人は分けて住むべきと述べている。曽野氏は、カトリック教徒で洗礼を受けた人で、マリア・エリザベトという立派な名を持っている。その人が人種差別的な提案をすることと、どういう風に折り合いをつけているのか不思議でならない。

介護の現場では日本人を介護させ、住むところは日本人と別々という論理になる。元々、同一労働、同一賃金が基本であるべきである。曽野氏の考えは、安倍政権の労働に対する思想と同じである。経営者側、つまり強者の論理である。この考えは、正規労働、非正規労働と同じ所に根差している。

曽野氏のような発言が公然と公の新聞に出てくる自体が、今の安倍政権の出鱈目な発言の風潮と同期しているように思っている。安倍政権の出現により、今急速に日本の良き時代の規範、環境が壊れていくと感じているのは私だけか?


曽野氏コラムは「人種隔離容認」 南ア大使が産経に抗議
http://www.asahi.com/articles/ASH2G73BVH2GUTIL01C.html?iref=com_rnavi_srank

 産経新聞社は14日、同紙の11日付朝刊に掲載された作家、曽野綾子氏のコラムについて、南アフリカのモハウ・ペコ駐日大使らから抗議を受けたことを明らかにした。アパルトヘイト(人種隔離)政策を容認する内容だとして、インターネット上で批判を浴び、海外メディアも報じていた。

 コラムは「労働力不足と移民」と題して、介護分野での外国人労働者の受け入れの必要性を指摘。「居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい」と書き、人種差別の廃止後の南アで、生活習慣の違いから白人と黒人が分かれて住んだ例を紹介した。

 産経新聞社広報部によると、大使からの抗議文は「アパルトヘイトを許容し、美化した。行き過ぎた、恥ずべき提案」との内容だった。NPO法人「アフリカ日本協議会」(東京)も産経新聞社と曽野氏に抗議したという。

 コラムをめぐっては、掲載後からツイッターで「アパルトヘイト擁護だ」などと問題視する声が広がり、ロイター通信など海外メディアが「首相の元アドバイザーがアパルトヘイトを称賛」といった見出しで報じた。

 産経新聞は「当該記事は曽野綾子氏の常設コラムで、曽野氏ご本人の意見として掲載しました。コラムについてさまざまなご意見があるのは当然のことと考えております。産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えです」との小林毅・東京編集局長のコメントを出した。(斉藤佑介)



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この記事へのコメント

2015年02月16日 12:30
こんな右寄りおばさん達には「屈しない」ぞ!(怒)

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