検察当局は無実の小沢氏らを起訴したのなら、原発事故の刑事責任起訴は当然だろう。

検察当局は昨年8月に「福島原発告訴団」など複数の団体からの告訴・告発を受理し、東電経営責任者、政府関係者の事情聴取を行っている。福島原発の事故は、所謂工場火災や、鉄道事故と色合いが異なる。

前記事故は場所としては局所的で、事故現場もせいぜい2、3か月で撤去され事故の跡がわからなくなる。福島原発は2年を経過するが、政府は冷温停止と実態を明らかにしないで誤魔化しているが、まだ収束しているなどとは程遠い状態である。メルトスルーした核物質はもう土台のコンクリートを突き抜けて地下水を汚染しているかもしれない。

4号機に至っては、度重なる余震によって格納プールの破損した土台が崩れ落ちないとの保証はない。そのときは日本の大部分が住めなくなかもしれない。

そんな極めて危険な原発を単に経済性だけで原発再開を進める電力会社の経営陣は、事故を起こしても何も責任は問われない。逆に政府が全て損失を東電のように補償してくれると高を括っているからだ。このブログでは、そのように甘く見ている経営陣に対して警鐘を鳴らすためにも、このような事故の可能性を指摘されながら無視してきた東電幹部、それを承認してきた行政関係者が責任を問われないのはあり得ないとしつこく述べてきた。

先日、東電の今回の原発事故の責任に深く関わっていた勝俣元会長の事情聴取がなされたことが検察からリークされている。また、さらに外堀を埋めるために、以下のように、原発事故の対応に深く関わった斑目元原子力安全委員長の事情聴取が行われことも検察当局がリークしている。

班目原子力安全委元委員長を聴取 原発事故で検察当局
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2013013102000122.html


その後すぐに、現場の最高責任者であり、最も原発事故の様子を知っている吉田元所長の事故調の聴取書を差し押さえたと、これも検察が情報をリークしている。


福島原発:吉田元所長の聴取書 検察、差し押さえ
http://mainichi.jp/select/news/20130204k0000m040126000c2.html
 東京電力福島第1原発事故の刑事責任の有無を捜査している検察当局が、政府の事故調査・検証委員会が作成した吉田昌郎(まさお)・元同原発所長の「聴取書」などを差し押さえたことが分かった。元所長は体調不良で事情聴取が難しいとされ、立件の可否を判断するには聴取書が不可欠と判断したとみられる。だが、政府事故調は原因究明重視の立場から刑事責任を追及しない前提で聴取書を作成しており、議論を呼ぶ可能性もある。


上記のような情報は、検察当局がマスコミにリークしない限りわからない情報である。小沢氏の陸山会事件の時も頻繁に調査内容がリークされ、マスコミがそれに乗っかり、勝手に針小棒大に小沢氏は真っ黒だと刷り込んだ。ホリエモン事件しかり、鈴木宗男事件しかりである。

そのような過去の経験から言えば、これだけの情報が出てくることは、検察として何らかのアクション(起訴)のための地ならしとも取れる。穿った見方をすれば、このような情報を出して、ちゃんとやっているとのポーズを作って、後は何もしないということも考えられる。

少なくとも大津波があると警告した調査があるのに、それを無視した責任は極めて大きい。今、各所の原発の下に活断層があるかもしれないと言われているのに、それを無視して再稼働をしようとする経営者に思い知らせるためにも、経営陣、原子力安全行政の責任者、政府関係者に責任を取ってもらわなければ、直接被害を受け、また現に受けている住民、我々国民に申し開きが立たない。


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この記事へのコメント

2013年02月06日 03:08
小さな事かもしれませんが、1点おやと思ったことを。
「ホリエモン事件」とは、いわゆる「ライブドア事件」のことを指しているのだと解釈し、また鈴木宗男事件とは、鈴木宗男衆議院議員を巡るムネオハウス等の汚職事件のことを指していると解釈しました。


両方とも有罪が確定しています。
私は是々非々で考えるので、小沢代表は無罪だと考え、一方、堀江氏と鈴木氏は有罪だと考えています。


ここで、マスコミではなく小沢代表自身の言葉を引用しましょう。
2002年3月18日当時自由党党首だった「小沢一郎の剛腕コラム」では、鈴木氏を次のように断罪しています。

「鈴木氏は国会を混乱させ、党に迷惑をかけた責任をとって離党すると言うが、自らの私利私欲のために国政を壟断し、国益を損ねた国民への責任こそ問われるべきである。この見地から、鈴木氏は離党ではなく、国会議員を辞職すべきである」
( http://archive.mag2.com/0000033978/20020318161000000.html )

小沢代表は何を言っているのでしょうか?
私は小沢代表の言葉を、その言葉通りに受け止めています。
「私利私欲のために国政を壟断し、国益を損ねた国民への責任こそ問われるべき」
その鈴木氏は現在も公民権停止期間中でありながら、新党大地の代表に就任しています。公民権停止というのは、つまり「あなたは公民権を享受する資格が無い」ということです。

その鈴木氏と選挙協力をした小沢代表の真意が私にはわかりません。
多くの国民も、おそらく理解できないと思います。
2013年02月06日 09:19
elsewhereさん 私は全くの完全無垢の無罪とは言っていません。現実問題として、完全無垢などというのは存在しないと思っています。今回の小沢氏の期ズレの件も自民党や他の野党の議員でも問題が指摘されても事後に修正申告で済んでいる話です。
鈴木宗男氏の事件、ライブドアの事件で、かれらを弁護するためにあなたと議論する気は
ありませんが、鈴木宗男氏の言い分(ブログなど)をよく調べてから言って下さい。ブログでは、特捜部が鈴木氏に不利になるように後援会の社長の会社の実態をネタに証言させている話は、この事件に興味を持った人のネット社会では有名な話です。

また鈴木氏が最高裁まで控訴した理由も調べて下さい。また実刑刑期を終えてから、さらに当時の鈴木氏が実刑の有力な証拠となった長官を現在告訴していることを調べて下さい。小沢さんのことが書かれていますが、それは小沢さんがそう言ったことで私は関知しません。そこまでの信者ではありません。ライブドアは確かに法律的には有罪となる事実があったのでしょう。そういう意味ではあなたが言うように有罪でしょう。しかし、リクルート事件のように特捜部というのは目立った人物を敢えて狙い打ちをします。ある規模の事業をやっていれば、精細に全てほじくれば必ず何らかの瑕疵が出て来ると思っています。それを修正申告で許される企業もある訳です。堀江氏の場合はある意味やりすぎて目立ちすぎて、既存勢力から反発を受けて消されたと思っています。堀江氏はいろいろ問題はあったかもしれませんが、有能な企業家と思っています。彼がまだ居れば放送業界も変わっていたかもしれません。今のような体制べったりのマスコミに風穴を開けたかもしれないと思っています。
2013年02月06日 21:44
もちろん、ムネオ氏もホリエモン氏も
「巨悪」ではない。
つまり、裏に誰か実際に巨額の「利益/報酬」を得た者がいるはず。
---
しかし、この二人に共通なのは「同類項」の中でも「突出」していたこと。それで検察に目を付けられたといっても良い。
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とにかく我らのニッポン国では:
 出る杭(喰い/悔い)は打たれ・・・
 巨悪は眠り・・・
 だ~れも(政官財学報)責任は取らない・・・
---
トホホ

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