「国民の生活が第一」の理念と大震災を「天誅」、「天罰」という政治感覚

自民党の最後の麻生内閣の官房長官を務めていた自民党の河村氏が、新潟選挙区の応援で「国づくりをやり直す時がきた。その天誅(てんちゅう)ともいうものが三月十一日の(東日本)大震災だったという受け止めがあながち当たってないことはないと思う」と述べた。

「大震災は天誅」 自民・河村氏、講演で発言
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012071802000236.html


これを聞いた福島や東北地方の被災された方々は怒らなければならない。この報道はテレビなどでは取り上げられていない。こんなことを、同じ野党の小沢氏が言ったなら、蜂の巣を突っついたかのように批判轟々で、辞任騒ぎになっていただろう。

河村氏が「天誅」という言葉を使ったが、これを「天罰」と言った男がいる。それは石原東京知事である。彼は日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思うと述べた。自民党出身者には、同じような考えが根底に流れているようだ。

この考えは、その災害にのまれて1万人以上の人達が苦しみ、もがき、絶望して死んで行った姿は見えないのであろう。また家族を失った人々の思いも見えない言葉である。このような考えの深層には全体主義があって、全体さえ良ければ個々の生活が多少不便になるのは仕方がないという考えに繋がっていく。所謂、霞が関がお上で、国民が下々という概念から発する。天誅、天罰などと言えるのは、自分が神かそれに近い存在で、下々を見くびっていないと間違ってもでてこない。

これは、「国民の生活が第一」という理念とは相容れないものと考える。

「国民の生活が第一」には、自立と共存が基本にある。個々の生活が良くなければ、全体も良くならないという思想である。小沢党首が言うように、まず国の仕組みを変えるという。霞が関から地方。つまり、全体主義からそれを構成する地方の自立である。小沢氏が日頃言うように、自己責任を求める。黙ってでも降ってくる地方交付金の考えもなく、自分で自立していかなければならない。そこに地方においても有能な首長でないと運営出来無くなる。自立と共存である。

略称である「生活」党は、消費税反対と述べているが、個々の党員が崇高な理念をもう少し宣伝する必要があるように思える。

その自立と共存の理念の延長には、「脱原発」があることを言うべきである。野田首相が子孫に借金、つまり負の遺産を残さないように増税しなければならないと言っているが、それを言うなら、人類が誕生してきた年代より長い10万年先まで放射能を出し続ける核廃棄物を、未来永劫子孫に残すことなどはしてはいけない。この美しく狭い日本に膨大な核廃棄物を貯めておくところはない。

日本には豊かな日光、水、風、海がある。自然エネルギーを使いこなせば、未来永劫子孫に負の遺産を残す必要はない。


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