御前崎の市長選で選ばれた市長の動きをけん制するマスコミの意図は?

御前崎市の現職市長が当選した。今は原発再開に慎重と言っているが、基本は原発を推進してきた市長であるので、そのうちに原発再開の狼煙を上げたいと考えていると思われる。この市民の決断に危惧をもったのだろう。マスコミの一部が反応した。最も正常な反応を示したのは、やはり東京新聞であった。東京新聞は、はっきりと「原発に頼らないまちへ」と提言している。むしろ廃炉をビジネスとして、新たなビジネスモデルで変えてくれと言っている。

御前崎の選択 原発に頼らないまちへ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012041702000124.html

 一つ提案をしよう。中部電力は浜岡1、2号機の廃炉を御前崎市の協力を得て成し遂げなければならない。両者には長い関係がある。廃炉をビジネスとしつつ、将来的に風力などの新エネルギー拠点ともなり得るのではないか。常磐炭鉱が閉山した福島県いわき市や、新日鉄が高炉停止した岩手県釜石市が再生できたのは企業との共生があったからだ。
 原発マネーによる豊かさは、大きなリスクを伴うと思い知らされた。代わりに安全安心という豊かさを求めよう。どの立地地域でも同じ思いであるだろう。


もう一社のまっとうなマスコミは、珍しく毎日新聞であった。東京新聞と同じように、浜岡原発は思い切って廃炉しろとの決断を促している。理由は、福島に次いで危ないと考えているからだ。南海トラフト地震の震源の巣の上に建てられているからだ。さらにここが福島原発のようになれば、東名高速道路が分断され、東京の機能は壊滅的な状況になるからだ。

社説:浜岡原発 思い切って廃炉の決断を
http://mainichi.jp/opinion/news/20120417k0000m070137000c.html
  もちろん、浜岡原発だけが危険なわけではない。福島第1原発の重大事故で明らかになったのは、日本全国どの原発にも危険性があることである。
 ただし、浜岡原発の場合には、だれにもわかる明らかなリスクがある。まず、想定される巨大地震の震源域の真上に建っていることだ。加えて、事故を起こした場合の社会的影響があまりに甚大である点だ。

マスコミが、原発を推進してきた市長が当選した翌日に、市長に冷や水を浴びせるような社説を出したということは、余程その危険性を危惧しているのだろう。福島原発以上に危険で、いつ福島の二の舞になってもおかしくはない。中部電力は津波のことばかり気にしているが、実際は地震の揺れでも事故が起こることを、誰も全く話していない。

橋下市長とは一線を画し、京都知事と滋賀知事が共同で「脱原発依存」の工程表を示した。知事がここまで述べることは、かなりの覚悟の上である。国民の声を代弁したことは意義が大きい。

「脱原発依存」へ共同提言=工程表、第三者委設置要望-政府に迫る・京都、滋賀知事
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012041700183


橋下市長は、次期総選挙には脱原発を争点に上げると言っている。これは選挙戦略としても一石二鳥の効果を持っている。このテーマだけで大きく国民を引きつけるからである。仙石氏のように「集団自殺」などと言っている輩は、自分自身が落選して、じっくり反省してもらいたい。

PS: 小沢さんが以下の番組に出ます。ぜひ肉声を聴いて下さい。

インターネット出演のご案内

  ■放送日  : 4月18日(火)
  ■放送時間 : 17:00~18:00
  ■番組名  : IWJによる小沢一郎氏インタビュー「小沢一郎、『今』を語る」
  ■視聴方法 : Ustream IWJチャンネル1
        HP:http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi
  ■ネット配信 : Ustream
  ■インタビューアー :岩上安身氏



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