検察が田代検事、その上司を事情聴取。裁判長が組織行為と認めている限り逮捕、起訴すべき。

ネットメディアでは、何故虚偽の調書を書いて小沢氏を強制起訴にした田代検事の罪を問わないのかと、随分前から議論沸騰していた。それが小沢氏公判で、大善裁判長から田代検事及び検察の組織的な行為と断じられた。それを受けて市民団体から告訴され、いよいよ世論を無視することも出来ず、やっと検察自身が動き出した。これは正に、ネットメディア及びそこに基盤を置く市民がやっとこじ開けた隙間と言える。しかし、手を抜けばすぐに強力な力で閉ざされる。

また、以下の阿修羅の掲示板にも紹介されたが、民主党の階 猛議員が、この件について的確に小川法務大臣を追究した。

東京地検特捜部の不祥事を国会で追及 直ちに捜査に着手せよ 階猛議員 衆議院法務委員会http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/642.html
投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2012 年 2 月 23 日


マスコミも検察からの情報提供によって、一斉に報道し始めた。前述したように、検察関係者からの情報提供と書いたのは、実際にそのように報道の中に書かれているからである。

さすがに、検察から提供された資料に基づいているせいか、以下のようにほとんど同じ文章となっている。

朝日新聞:「虚偽報告書」の検事聴取 小沢氏公判、立件可否判断へhttp://www.asahi.com/national/update/0224/TKY201202230829.html
 強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告(69)の元秘書・石川知裕衆院議員(38)を取り調べた検事が、実際にはなかったやりとりを捜査報告書に記載した問題で、検察当局がこの検事から事情聴取を始めたことが分かった。当時の特捜部長ら上司からも聴取を進める方針。できるだけ早期に事実を解明して刑事立件の可否を判断したうえで、懲戒などの人事上の処分も検討する模様だ


東京新聞:『陸山会事件 架空報告書 検事を聴取』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012022402000186.html
 問題の報告書を作成したのは、元東京地検特捜部所属の田代政弘検事(45)=現在、新潟地検所属。この問題では、市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が一月、虚偽有印公文書作成・同行使容疑などで田代検事を告発。東京地検刑事部が受理しており、検事への聴取は捜査の一環とみられる。捜査報告書の作成の指示や、報告書の内容について特捜部幹部の関与がなかったかを調べ、立件の可否を判断する。法務省も人事上の処分を検討する


毎日新聞:『石川議員担当検事:「虚偽」捜査報告書問題で聴取』
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120224k0000e040184000c.html
 小沢一郎民主党元代表の政治資金規正法違反事件を巡り、元秘書の石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=を取り調べた東京地検特捜部検事が実際にはないやりとりを捜査報告書に記載したとして市民団体から虚偽有印公文書作成・同行使容疑で告発された問題で、検察当局がこの検事から数回事情を聴いたことが分かった。当時の上司らからも聞き取りを進めている模様で、法務省は今後、人事上の処分の是非を検討するとみられる


上記のように、どれもほとんど同じ内容である。上司とは、佐久間部長、吉田副部長である。ここで問題としたいのが、「法務省が人事上の処分を検討する」という部分である。この重大な問題を「処分」で済ますつもりではないかと危惧している。つまり、このブログで先に書いたように、トカゲのシッポ切りで済まされる恐れである。しかし、処分もさることながら、もっと本質的なことは、その虚偽した報告書で小沢氏が強制起訴されたことである。

先に登場した民主党の階議員が、検察は戻る勇気を持つべきだと述べた。つまり、小沢氏の強制起訴自体を無いことにしなければならない。階議員は、フロッピー改竄のため証拠としての採用が未遂に終わった前田元検事の事件より、こちらの方が影響が極めて大きいと述べている。

田代検事だけでなく、佐久間元部長、既にトンずら(?)した大鶴元検事らまで捜査をしないと、この事件の本質は解明されない。小沢氏裁判で組織的行為と認定されたのだから、大坪元部長、佐賀元副部長のように逮捕、起訴されなければならない。



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