東京地検特捜部主任検事が作成した、水谷建設絡みの捜査資料が弁護側に開示される

小沢氏の弁護側が求めていた取り調べメモなどの捜査資料の開示について、 検察官役の指定弁護士は拒否していた。指定弁護士は弁護側の開示請求に理由がないと述べたという。その捜査資料には、事件を担当した木村主任検事が作成した捜査報告書や、東京地検が捜査段階でゼネコン担当者などを取り調べた「取り調べメモ」約70通などが入っているという。

何故このゼネコン絡みの資料を弁護側が要求したのか、その理由を推測するに、これこそが特捜検察が小沢氏を逮捕しようとした本丸だからである。特捜検察が目指した筋書きは、小沢氏が水谷建設から裏金をもらったということであり、マスコミがあれだけ騒いで小沢氏を批判した理由も、全てが水谷建設からの裏金である。未だにネット社会に接していない多くの国民は、小沢氏は裏金をもらったと信じているだろう。なぜなら、石川議員がホテルの喫茶店で5000万円を受け取ったというビデオまで作成して放映した件について、未だにTV局は、あれが間違いだったとは一切報道していないからである。

このような雰囲気の中、小沢氏の第二回目の検察審査会が開かれ、そこで田代検事が審査員に上記捜査資料を用いて説明した。特捜検察にとって審査員、補助弁護士に、強く予見を与えられる起死回生の機会であった。ここで、ゼネコンから聴取した捜査資料と、小沢氏が裏金をもらったような捜査資料を提示しておけば、強制起訴して裁判で決着を付けろという結論になるのは当然だろう。

弁護側がその資料を調べたいと思うのは当然であろう。私がその立場でもそうする。当然、小沢氏公判で、指定弁護士はその捜査資料に基づき、元秘書らと小沢氏に質問している。前田元検事が、ゼネコンからのお金はいくら探しても無かったと証言しているが、検察審査会に提出された捜査資料ではそうはなっていなかったかもしれない。いままでの小沢氏公判、元秘書らの公判の証言などと総合的に比較していけば、自ずと違いが明らかになる。つまり、悪事があれば白日の下に明らかになるということである。

本ブログで、裁判所は不明な事実を公平に明らかにしてジャッジするところなのに、何故大善裁判長は、指定弁護士に開示を職権で要求しないのかと述べてきた。これに対して、大善裁判長が以下の報道のように開示を指定弁護士側に勧告して開示させることになったという。取りあえず大善裁判長を評価すべきである。

捜査報告書、開示の意向=小沢元代表裁判で指定弁護士
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012021701019
 民主党元代表小沢一郎被告(69)の裁判で、小沢被告の起訴議決をした検察審査会に東京地検が提出した捜査資料のうち、証拠開示されていない捜査報告書などについて、検察官役の指定弁護士側が開示する意向を示したことが17日、関係者の話で分かった。
 関係者によると、東京地裁が同日、指定弁護士側、弁護側と協議して開示を勧告。これを受け、指定弁護士側が開示の意向を示したという。
 開示されるのは、陸山会事件の主任検事が2010年4月から5月にかけて作成した捜査報告書など。


本ブログで、大善裁判長が石川議員らの検事調書の多くを不採用にしたが、まだまだ安心は出来ない、攻撃は最大の武器だと述べた。東京地検特捜部の幹部中枢である木村主任検事が作成した、水谷建設等の捜査資料を詳細に調べることは、弁護側にとって決定的な証拠に繋がる可能性を秘めている。

それを期待したい。

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