小沢氏、直近の政治状況に対する見通しを語る。その真意はどこにあるか?

週刊朝日の配信として『小沢一郎・独占インタビュー第2弾 「官邸は能天気だ!」http://www.wa-dan.com/article/i/2012/01/post-248.php
があることを阿修羅を通して知った。

これを読むと、小沢氏の直近の心情を知ることが出来る貴重な記事である。この様な記事が朝日新聞系列から出てくることが不思議である。本体朝日新聞社がぐちゃぐちゃの中、週刊朝日にはまだマスメディアとしての矜持が残っているのは編集長、それを支える社長の公共メディアとしての見識があるからであろう。

以下に記事の中でも注目する部分を挙げた。

Q:解散・総選挙があるとすれば、野田首相が代わったときということですか。
小沢氏:このまま野田首相が辞めざるを得ない状況になるかもしれませんが、そこで首相が代わっても、結局、選挙管理内閣ですね。「夏までに選挙します」とか約束して交代する以外ないんじゃないでしょうか。


小沢氏はその解散総選挙の外部要因は世論調査の影響が大きいと述べている。国民の雰囲気が党内に伝わり、「これでは、とてもダメだ」という話になってしまうと述べている。小沢氏が年内に衆院解散があると断言しているが、この中でも重ねて年内に解散・総選挙はあると言っている。だけれど、野田首相ができるかどうかはわからないと述べている。特に野田首相が「解散する」と脅しているが、野党は「解散せよ」と言っているので脅しにならないと述べている。

Q:解散・総選挙の場合、選挙の争点は何になりますか。
A: 恐らく消費増税法案は通らない。それで野田首相が代われば、民主党全体が消費増税反対ということになる(笑い)。やはり、これはわからないですね。政界再編の動きになるかもしれないし......。
 いま解散して選挙になっても、民主党も自民党も過半数を取れません。票はほかに行ってしまう。
 世論調査では、みんなの党の支持率が上がっていますし、橋下徹大阪市長の「大阪維新の会」が出てくれば、関西は維新の会に取られてしまう。地方では何だかんだ言っても自民党が強いし、浮動票がこなければ民主党は勝てません。
 民主党はとにかく、マニフェストの原点に戻らなければ、何を言っても、何をやっても、国民に信用されません。民主党に限らず、既成政党のすべてが信用されなくなっている。だから、まだ世間で中身がよく知られていない、みんなの党や維新の会に浮動票が行ってしまうんです。


上記で重要なのは、野田首相が消費税増税の法案を出しても通らないと考えている。それは小沢氏自身及びグループが賛成しないからとはっきり宣言している。法案は衆議院で通らないし、参議院でも通らない。結局、野田首相が責任を取って退陣し、選挙管理内閣で総選挙となると読んでいる。

その場合、本ブログでも書いたが、民主でも自民でもない、第3極のみんなの党、大阪維新の会が出てくると読んでいる。

Q:どうするんですか。
A: 僕は、みんながのほほんとしているのが不思議でならない。ヒステリックなくらい本気にならないといけないはずなんですが......。
 このままでは、国民は政党不信、民主主義不信になってしまう。それがいちばん怖い。どこも過半数を取れないとなると、もう何も決められません。政権すら決まらない。悲劇ですよ。
 現時点では、僕は民主党でやり直したいと思っています。ただ、いまのような体質、態勢で本当にやり直しがきくか、ということです。すべては、そこのところですね......。


小沢氏はまだ民主党でやり直したいと言っているが、その後で微妙な言い方をしている。『ただ、いまのような体質、態勢で本当にやり直しがきくか、ということです。すべては、そこのところですね......。』小沢氏は、今の民主党執行部系の体質でやり直しがきくがどうかはわからないニュアンスを述べている。これは、以前から言うように無理があると考えている。

Q:大震災は本来国がしっかりやるべき話ですよね?
小沢氏:本当は、大震災後の今が官僚の旧体制をぶっ壊すのにいい機会なんです。旧態依然の官僚機構をつぶして、官僚の能力をちゃんと発揮させる仕組みを作らないといけない。政治家がきちっとした理念を示し、具体策を示せば、官僚は絶対についてくる。僕は確信を持っています。だからこそ、政治家が官僚を納得させるだけの見識と能力をもっていなきゃいけないんです。

日本はもうおかしくなってしまっている。それなのに、官邸が能天気なのが不思議です。自民党政権時代の末期も首相が1年ごとに代わりましたが、それでも当時の首相たちは日本のことを一生懸命考えていたと思います。だけれども、民主党はなんか能天気なんですね。権力を楽しむのはいいけれど、実態は官僚任せになってしまっているのが問題です。


上記で注目すべきは、大震災のようなときこそ、官僚の旧体制をぶっ壊す最大の機会と述べている。その機会を無能な菅政権、野田政権で無為な時間を浪費させている。政治貧困の極みである。神様も酷なことをしている。小沢氏に言わせれば、それも国民のせいと考えている。国民が自分で動かないと何も動かないからだ。政治を育てるのは国民である。

Q:ユーロ危機の対策はないんですか。
小沢氏:僕はいま、何かできる立場じゃないですから。
Q:立場だったとすれば?
小沢氏:その立場になれば別ですよ。それは、いくらでも方法があります。日本には能力もお金もあるんですからね。思い切ってやれば、やりようはいくらでもありますよ。  (構成 本誌・鈴木毅)


上記には、その立場になれば断固やると言っている。またやり方もいくらでもあると述べている。これだ断言できる政治家は今の日本にはいない。これを見て、小沢氏が出番までじっと角を貯めていることがわかる。

4月の小沢氏の裁判の判決で、大善裁判長が、またトンデモ登石化しないことをひたすら願うばかりである。


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