証拠改竄した前田元検事の証言によって大坪・佐賀元部長窮地に

多くのブログがTPP問題をとり上げているので、ここでは戦後の検察の汚点となった、前田元検事の証拠改竄に関わる上司の大坪元特捜部長、佐賀元副部長の公判について取り上げる。この事件の方が、小沢氏公判などより余程重大な事件であるが、取り上げているマスコミは少ない。朝日新聞と読売新聞程度であった。それこそ、これだけの事件の裁判がこの程度取り上げ方では、日本のマスコミにおけるニュースの重要度の感覚を疑う。臭いものには蓋を、ということなのであろう。

前田元検事は大坪元特捜部長、佐賀元副部長に改竄したことを報告したが、両上司は前田元検事がデータを誤って書き換えたという「過失」とするストーリーとしたというのが、検察側の主張である。前田元検事も、逮捕当初誤って書き替えたと、元上司らの言っていたストーリー通り証言し、つまり元部長らの隠蔽事実を黙秘した。しかし、大坪被告、佐賀被告の弁護人が6日目から前田元検事が元部長らの隠蔽工作を認めた理由を聞いたところ、前田元検事は両上司を刺したくないと思ったと述べ、上司をかばおうとしたとの認識を示した。

また、弁護側が、その書き替え過失のストーリーは、同僚の国井検事が考えたのではないかと前田元検事に質問したが、前田受刑者は国井検事にはそのようなことは話していないと述べた。また、こんなことをして検事としてバカであったと述べた。

この公判を傍聴した江川詔子氏がツイートしているが、公判はくじの抽選もなく入場出来たそうで、この事件の注目度はもはやあまり無いようだ。江川氏の他のツイートでは「弁護側はよほどネタがないようで、細かい事柄について、あんな可能性ないか、こんな可能性ないか、こうするのが当たり前だとかそんな話が続き、結局議論にわたるのみ。捜査段階で言ったということが調書になってないと責められた前田元検事、「可視化されてないので分かりません」と書かれている。佐賀氏の弁護には同じ検事仲間約100名弁護団に加わると報道されていたが、上記の弁護側の様子では、当事者の前田元検事から隠蔽の事実があったと言われれば、打つ手がないのは当然である。

前田元検事が「可視化されていないのでわかりません」と述べたのには笑ってしまう。佐賀被告も、自身の検察の取り調べで「可視化」を求めたことも何とも皮肉である。やはり、責められる当事者である検事が「可視化」の必要性を述べたことは、事情聴取の過酷さを自ずと証明したようなものである。

今回の大坪、佐賀両被告は、前田元検事が嘘を言って、でっち上げられたような言い方をしていた。前田元検事としてはもう失うものはない。また誰かをかばって罪が軽くなる訳でもない。もう真実を話すしかないと思われる。今月の下旬には、小沢氏の公判で証人として登場する。前田元検事は、大久保元秘書が自供した検事調書を作成している。この検事調書の真実が小沢氏の弁護団から暴かれるであろう。この事実は、小沢裁判と連動している元秘書らの2審の裁判にも大きな影響を与える。

前田元検事は、改竄の罪を少しでも反省するなら、真実を述べることしかない。最後の最後に検察であった矜持を示してほしいものである。


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