野田首相は今は2枚舌だが、そのうちに3枚、4枚と増えて破綻する。

野田首相の15日の国会答弁を聞いていて、野田首相の答弁のパターンがわかったように思った。この感じはどこから来るのかと考えてみると、聞いていて人を納得させる答弁ではないのだ。なぜ人の心に沁みないのかというと、言い訳に終始しているからである。人の心を打つ、説得するような話し方ではない。決して激せず、決して感情を表さず、言を左右にして答弁する。

この答弁は、このブログで度々書いている松下政経塾出身の議員に感じるものだ。塾の中で徹底的に訓練されているからでないかと思っている。政治というのは、理念である。心意気である。それは塾で習うものではないと思っている。松下政経塾というのは、政治家の養成機関で、現在恐ろしいほどの数の卒業生が全国の自治体の議員になっている。塾の研修風景がTVで紹介されたが、ある種軍隊生活のようだ。このブログで一種独特の匂いを感じるとよく書いているのは、このような研修から醸し出されるのではないかと思っている。個人的偏見ではあるが、松下政経塾卒のクローン議員が日本中に蔓延することは気持ちが悪いし、日本の政治の将来にとって好ましいとはとても思えない。企業も多様な大学からの人材で構成されているから、多様な考えの組織が構成される。別に松下イズムを否定するものではないが、そのような考えに染まった議員で日本の政治がコントロールされることに危惧を感じる。
 

なぜ上記のようなことを書いたのか。それは以下の報道にその本質を見たからである。

首相「米に訂正した方がいいと言った」 TPP発言問題
http://www.asahi.com/politics/update/1116/TKY201111160217.html


この報道は、野田首相がオバマ大統領と会談した後、米国政府が、野田首相は例外品目を設けず全ての品目について協議すると述べたと報道した。それに対し、野田首相はそんなことは言っていないと言い、2枚舌と言われた話の延長である。この日の国会で前記の2枚舌を質問されて、首相が実は「米に訂正した方がいいと(事務方に)言った」と述べた。

しかし、「米側の解釈で書いているんだから、というやりとりでとどまっている」と述べた。つまり米国政府が訂正してくれないから、単にそれ以上波風を立てて政治問題化しない方がいいという話だけである。そのまま、うやむやにした方が、国内も騒がないからという理由だけである。ここに野田首相の本質がある。

外交というのは最初が大切なのだ。今回の米国の訂正無しのポーズは、ある意味揺さぶりである。これに断固として訂正を求めれば、米国も一目を置く。しかし、ここで上記のように何も言わないと、完全に飲んでかかられるだろう。北朝鮮は好きではないが、外交に関しては日本などよりは余程(悪)知恵を働かせて考えている。野田首相のように、その場その場で事を起こさないように乗り切る政治は、3枚舌、4枚舌、5枚舌、、、となり、その内に破綻するのが目に見える。

そう予言しておこう。


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