長谷川東京新聞論説副主幹が、鉢呂氏辞任の真相を明らかにする

昨夜(9/13)、ニコニコ生放送の<緊急特番!鉢呂大臣辞任は記者クラブの「言葉狩り」なのか>に、東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏出るというので見てみた。今回の「死の町」「放射能付けた」のマスコミ報道の中で、特に「放射能つけた、分けてやる」という言葉があまりに幼稚で、小学校でそのような遊びがあったということを挙げて、鉢呂氏を批判した。

 しかし、ネット社会では、鉢呂氏が言った、言わないという極めて曖昧な報道に疑念をもった書き込みが目立った。マスコミ報道を聞いて鉢呂氏を批判したが、もし間違っていたら、自己批判をしなければならないと考えていた。

ニコニコ生放送の出席者は、以下のメンバーであった。
【出演者】(敬称略)
●長谷川幸洋(東京新聞論説副主幹)
●柿沢未途(衆議院議員、元NHK記者)
●宮崎岳志(衆議院議員、元上毛新聞記者)
●亀松太郎(司会・ニコニコニュース編集長)

この番組の冒頭から、長谷川氏が圧倒的な存在感を醸し出していた。今回の鉢呂氏の一連の発言は、「死の町」発言の後に、ダメ押しで「放射能付けた」発言があったと思っていたが違った。「放射能付けた」の発言は「死の町」発言の前の8日に、議員会館で一部の記者のオフレコ取材の下で行われた。したがって、次の日には報道されていなかったが、「死の町」発言後に掟破り的に報道されたことが長谷川氏から述べられた。長谷川氏は、この日鉢呂氏との単独インタビューに成功し、鉢呂氏自身から記者とのやり取りの真相を聞き出した。この真相は、長谷川氏が以下の現代ビジネスの『ニュースの深層』に書かれている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475

副題:当事者が初めて語った「放射能失言」の裏側!鉢呂経産大臣は原発村を揺るがす。「原発エネルギー政策見直し人事」の発表寸前だった

8日夜の記者懇談はどういう状況だったのか。
「あの夜、視察から赤坂の議員宿舎に戻ってくると、記者さんが5,6人待っていた。みんな経済部の記者さんだと思うが、私はそれまで経済部と付き合いがなかったので、顔見知りはだれもいなかった。後ろのほうに政治部の記者さんが2人いたと思う。こちらは知っている」
「原発周辺では線量計を持っていた。私は一日で85マイクロシーベルトだった。その数字を記者たちに喋ったのは、はっきり覚えている。朝日の検証記事(13日付け)で『私が線量計をのぞいて数字を読み上げた』というのは間違いだ。線量計はJビレッジ(原発作業員の基地)に返却してきた」
 -「放射能をうつしてやる」と言ったのは本当か。
「『うつしてやる』とか『分けてやるよ』と言った記憶は本当にないんです。もしかしたら『ほら』という言葉は言ったかもしれないが、それさえ、はっきり覚えていない。『ほら、放射能』という報道もあったが、放射能という言葉を出したかどうか分からない」
「はっきり言えるのは、私が防災服を記者になすりつけるような仕草をしたことはないっていう点です。一歩くらい記者に近づいたことはあったかもしれないが、なすりつけるようなことはしていない。そんなことがあれば覚えています」
「第一報を流したフジテレビは現場にいなかった」
 -朝日の検証記事によれば「放射能をうつしてやる」発言の第一報はフジテレビだったとされている。フジの記者は懇談の場にいたか。
「フジテレビはいなかった。フジの記者は○○さん(実名)という女性なので、それは、あの場にいれば分かります」。
 フジは「放射能を分けてやるよ、などと話している姿が目撃されている」と伝聞情報として第一報を伝えている。鉢呂の話でも、フジの記者は現場にいなかったという。ここは大事なポイントである。

フジテレビはなぜ報じたのか
 もし鉢呂の話が真実だとしたら、フジはなぜ自分が直接取材していないのに、伝聞情報として「放射能を分けてやる」などという話を報じられたのか。
 記者の性分として、自分が取材していない話を報じるのはリスクが高く、普通は二の足を踏む。万が一、事実が違っていた場合、誤報になって責任を問われるからだ。記者仲間で「こんな話があるよ」と聞いた程度では、とても危なくて記事にできないと考えるのが普通である。
 どこかの社が報じた話を後追いで報じるならともかく、自分が第一報となればなおさらだ。
フジは鉢呂本人に確認したのだろうか。私はインタビューで鉢呂にその点を聞きそこなってしまった。終わった後で、あらためて議員会館に電話したが、だれも出なかった。
 もしもフジが本人に確認したなら、当然、鉢呂は「そういう記憶はない」と言ったはずだ。それでも報じたなら、伝聞の話に絶対の自信があったということなのだろう。
 経産省は鉢呂が原発エネルギー政策を中立的な立場から見直す考えでいることを承知していた。具体的に調査会の人選もやり直して、発表寸前だった。そういう大臣が失言で失脚するなら当然、歓迎しただろう。
 そして「死の町」に続く決定的な"失言"をテレビが報じたのを機に、新聞と通信各社が後追いし、既成事実が積み上がっていった。いまとなっては真実は闇の中である。


上記を読むと、鉢呂氏は「放射能云々」は言っておらず、その場にもいなかったフジテレビが第一報を報じたため、他のメディアも我先にと追随したのが真相ということだ。このフジテレビは、陸山会事件で石川議員が喫茶店で5000万円をもらったという再現スケッチまで作って報道した。どうしようもないテレビ会社だ。

今回は結果的に「原子力ムラ」に関係する勢力に完全に嵌められたと見てよい。特に長谷川氏は鉢呂氏から極めて重要な情報を聞き出している。鉢呂氏は、今後の原子力政策を決める経産省の調査会議の委員15名の内、反原発の委員は3名しかいないので、少なくとも委員の構成を賛成、反対委員を半々にするように人事を発表する寸前だったらいしい。原発政策を進めてきた経産官僚から見れば、鉢呂氏は明らかに邪魔な存在であることがわかる。急にオフレコの内容がマスコミから出てきた理由は、経産省、マスコミ、業界などから成る原発ムラ勢力が煽った結果らしい。

 番組の中で他の出席者が、今回の報道も問題だが、与党の幹部が早々に鉢呂氏の梯子を外したのは意外だったと述べた。この幹部の一人は前原氏であるが、与党内にも原発賛成がいる。鉢呂氏は与党内の議員にも梯子を外されたと言ってよい。

長谷川氏が鉢呂氏に、今回の辞任は野田首相から言われたのではないか?と質問したのに対し、鉢呂氏は自分から辞任を申し出たと答えたというが、これは甚だ疑問だ。なぜなら、真相を聞かれて、「ハイ、野田首相から引導を渡されました」などとは口が裂けても言えないからだ。

日刊ゲンダイ 『鉢呂前経産相を追い込んだ大マスコミ報道の不可解http://gendai.net/articles/view/syakai/132632』の記事に、原発推進派の枝野経産相には『報道陣も枝野には妙にやさしかったのが印象的だ。』と書かれていたことが物語っている。


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