震災で救われた菅政権が、逆に原発事故、震災の処理無能で内閣不信任となる。

福島第1原発事故で計画的避難区域に指定された福島県飯舘村で、15日、村があっせんする住宅や旅館への避難が始まり、妊婦や乳幼児のいる10世帯64人が福島市と同県二本松市に引っ越しを始めたという。

枝野は「直ちに影響はない」と言い続けていたが、さすがに、このまま住民を避難させなければ、放射能に被曝して刑事訴訟に発展すると思ったのだろうか。つまり「直ちに」をはるかに超えると判断したのだろう。原発事故から2か月後に、やっと避難が開始されたのだ。この2か月間は、枝野(政府)が言う「直ちに」影響がない期間ということらしい。上記にあるように、妊婦も幼児もいるのに、2か月間は「直ちに影響がない」と本当に考えていたのか?枝野、岡田が避難地区に視察に来たときは、原発事故現場で使う重装備で防御していた。全く欺瞞以外の何物でもない。集団訴訟して、刑事責任を問わなければならい。

こんなことが、突然わが身に降ってきたら、怒り心頭である。菅首相は、いつ戻れるかは12月に判断すると言っていたが、原発1号機がメルトダウンして、工程表が絵に描いた餅になってしまった。これでは、原発事故は収束しないと思われる。東電から補償されるお金も微々たるものである。生活の基盤や仕事を奪われ、土地も奪われ、いつ帰えって来られるか、仕事に復帰できるかもわからない。酷い話だ。

元凶である東電は、東電の役員年俸を50%カットしても3600万円で、年金も減額はしたくないと言う。片や、一瞬にして、わずかな生活費を稼ぐ糧も無くなった。日刊ゲンダイに以下の記事出ている。

『東電がJALにならない奇々怪々』
http://gendai.net/articles/view/syakai/130452
 東電救済スキームが13日、正式決定したが、さっそく国会では、「なぜ、東電はJALのように処理しないのか」と追及された。JALは会社更生法で破綻し、事実上の公的管理の下、100%減資、金融機関は債権放棄した。それなのに、東電は補償は無限なのに、国有化もせず、借金もそのままで、社債も保護される。


JALと何が違うのかと思うのは当たり前である。しかし違うのは、原子力が国策として、全て国の認可で決められてきたことにある。この原子力行政の根幹は自民党が作り上げてきた利権が絡んでいる。JALは国際企業間での競争があるので、政府などの利権の入り込む余地が少ない。しかし、電力事業は国内の独占事業で、電力価格も国際競争がない。原油が上がれば料金を上げるだけである。この美味しい砂糖に、自民党、マスコミなどは、今まで多額の利権を享受してきた。

1000年に一度の震災が、よりによって憲政の歴史の中でも最低に近い菅首相の時に起こったとは、何とも日本は不幸である。日本の歴史の中で、核による被害を受けた時の首相が東條英機、菅直人と位置づけられるだろう。いずれもこの災難を防げる機会はあったはずである。

原発事故対応の細野首相補佐官は1号機がこれだけ酷い状態にも係らず、心配なのは3号機と述べている。

1号機冷えている、心配なのは3号機…細野氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110515-OYT1T00446.htm?from=main1


最近は、いろいろのことが、全て時系列的に、事が起こる度ごとに、小出しに報道されるので、国民はだんだん馴らされてしまった。多少のことではもう驚ないし、問題がないような錯覚に陥らされている。細野氏は、心配なのは3号機と言っている。あまりにたくさん壊れてしまっているので忘れてしまうが、3号機は温度が下がらないで上がり続けていると記憶している。

ここには、プルサーマルで得られたプルトニュウムを混ぜた核燃料が使われている。温度が上がっていることはメルトダウンの可能性があり、その核汚染物質はプルトニュウムという体内被曝すればα線を出す圧倒的に危険な物質で、「角砂糖5ヶで日本人が全滅する」と言われている。半減期も2万4千年という。まさに未来永劫である。こんなものを使うこと自体、神をも恐れない所業である。

今の政府は菅首相自身、枝野、海江田、細野が原発事故の当事者として深く係っている。政府が音頭をとって原発事故調査委員会を作り、事故分析するという。政府が自分で選んだ委員でいくら事故分析をしようと、茶番である。決して公平な評価は下されないだろう。これには政府を変えるしかない。岡田幹事長が以下の記事のように、内閣不信任賛成は「離党」を覚悟せよと脅しを掛けているようである。

内閣不信任賛成は「党を離れる覚悟の上で」 岡田幹事長が牽制
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110515/stt11051517550002-n1.htm


当然、小沢氏を含め不信任に賛成のときは、「離党」覚悟は当たり前である。少しでも世の中のことが見えれば、このまま沈んでいくタイタニックに付いて行くバカはいない。逆に、岡田に「望むところだ」と言って、離党届を叩きつけてやればよいのだ。

震災で救われた菅政権が、逆に原発事故、震災の無能処理で内閣不信任となる。


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