小沢さん、これからはマスコミの批判に黙っていないで情報発信を!

小沢氏が出馬を表明したが取り合えずスタートラインに立った。このブログも昨日「祝 小沢氏出馬!」でエントリーした。この拙いブログに対して私にとっては過分の多くの方からアクセスをして頂いている。ありがたいことである。

正直アクセスが多くなるなるほど何か責任を感じ、若干気分が重くなる。政治ブログランキングでいつも上位に居て、読ませて頂いている「永田町異聞」さんはブログランキングサイトから抜けてランキングに縛られないで自由に書くと言われたことが思い出される。

このブログは昨年10月からはじめたが、その原点は昨年夏の悲願の政権交代後の異常なマスコミのバッシングにある。

マスコミの言うことにただ手をこまねいて見ている訳にはいけないと思いブログを始めた。つまり、個人、個人が何か自分の意見を具体的に発信し、行動しないと世の中が変わらないと思ったからだ。

このブログの大きなテーマに小沢氏がいる。私自身、ブログを始める前はマスコミの書かれている通り、小沢氏は壊し屋、カネに汚いなどの風評を信じ、正直あまり好きではなかった。

しかし、陸山会事件、佐藤栄佐久福島県前知事事件、郵政不正事件等について多くの心あるブロガーが書かれた地検特捜部などの捜査の詳細を知るうち、検察は必ずしも正義ではないとこともわかってきた。

また、小沢氏の実像を知るほど悪でないことが分かってきた。むしろ、菅執行部のずるがしこい面々よりはるかに「人として尊敬出来る人物」であることがわかった。

今回、小沢氏が出馬した途端に、案の定というか、早速小沢氏の代表選挙を不利にしたいのか、急に小沢氏に不利になるような記事や放送が流れ出した。

その批判のやり方は沖縄の基地問題で鳩山政権を追い込んだ手法である。町の人の声として以下のような記事を載せ始めた。テレビで言えば街頭インタビューである。

まず、マスコミの小沢攻撃の伝家の宝刀である「政治とカネ」である。町の声も8割から9割がた小沢批判を載せ、世論調査の小沢批判の数字と合わせ操作している。

産経新聞:【小沢氏出馬】「恥ずかしくて出られないはず」「身の潔白を証明してから」…街の声@東京http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100826/stt1008261933043-n1.htm
■千葉県習志野市の無職、須田尚さん(74)「小沢さんが出るのは反対。民主党は余計に悪くなると思う。政治とカネの問題にケリがついていないのに、まだ早い。自分の身の潔白を証明してから出るべきで、おこがましいと感じる。代表選には国民の声が届いていない。国民不在だ」
(以下省略)


朝日新聞:「疑惑うやむや」「勝負すればいい」小沢氏出馬 街の声
http://www.asahi.com/politics/update/0826/TKY201008260216.html

 東京・新橋駅前で聞いた。
 埼玉県草加市から通勤する会社員、大平英雄さん(57)は「円高も進んでおり、優先してほしい問題はたくさんある。政局争いをしている場合ではない」と小沢氏の立候補にあきれ顔だ。
(以下省略)


上記の見出しの書き方は見事に一致する。気持ち悪いほどである。官房機密費は行っていないのか疑いたくなる。

このようなマスコミ批判に対して、小沢氏は今までは愚直に沈黙を守っていたが、沈黙は必ずしも「金」ではないと思う。その批判に答えるべく、自分の主張を情報発信をする時がきた。

もう一つが、小沢氏が出馬した理由を暗に検察審査会の議決がたとえ「強制起訴」になっても大丈夫のように「出馬する」という世論操作である。

読売新聞
小沢氏が首相になった場合、憲法上は起訴困難か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100826-OYT1T00752.htm?from=main1
 国務大臣の起訴を巡っては、憲法75条が、首相の同意がなければ大臣の訴追はできないと定めている。
 この条文によれば、小沢氏が代表選に当選し、指名を受けて首相となった場合には、仮に東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴すべきだ」と判断しても、小沢氏自身が同意しない限り、強制起訴されないことになる。憲法学者の間でも、「首相が自身の訴追に同意するとは考えにくい」との理由から、首相は起訴できないとの意見が強い。


産経新聞
【小沢氏出馬】首相になれば強制起訴困難
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100826/crm1008262331032-n1.htm
2010.8.26 23:30
 小沢一郎前幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件では、平成16、17年の政治資金収支報告書への虚偽記載容疑を再審査している東京第5検察審査会の議決が、10月末までに出される見通しだ。小沢氏が党代表に選ばれ首相に就任した場合、憲法上では首相の同意なしに起訴することは認められておらず、仮に再審査で「起訴すべきだ」と議決(起訴議決)されても強制起訴は困難な状態となりそうだ。


タイトルの見出しは、強制起訴を前提に、首相にしてしまえば起訴出来なくなる。だから暗に首相にするなという意図が感じられる。これは、今進行中の審査会メンバーへの発信と見ている。つまり小沢氏はこのような姑息なことを考えているので天罰を加えれと。

もう一つが、自民党と同じ派閥争いをおこなって、政治空白を作っていると批判している。あたかも、小沢氏が出馬しないで、無投票で再任させた方がよいという論調である。しかし、これは、以前から決まっていた代表選挙である。

本ブログでも強調しているように、夏の政権交代時の原点に戻ろうという、一番大切な「大義」が全くマスコミで全く紹介されない。小沢氏が権力闘争をやっているというように矮小化されて報道されている。

大手のマスコミの論調より、我が家で取っている地方紙の方がまだ真っ当である。今日の新聞に小沢氏の出馬について相反する意見が並んで対比されて掲載されていた。一つは大学の教授の意見でまさに上で紹介した大手マスコミの批判そのものである。

もうひとつは江川紹子氏の意見であった。これは正に、今回の代表選挙の意義を見事に言い当てているので紹介する。私の言葉足らずの100の文章より名文で、これを紹介して本日は終わる。

『ちゃんとした政策論争を』
小沢一郎さんが民主党代表選挙に出るのは良いことだ。ちゃんとした政策論争をやってほしい。
菅直人さんが首相になってから、昨年の総選挙のマニュフェストで約束したことが、なし崩しになっている。容疑者の取り調べ可視化をはじめ、やるのかやらないか分からない。消費税引き上げも出てきて、政策が変わった感じだ。
 一方、小沢さんは原点回帰しようと言っている。でも財源をどうするかなど、ちゃんとわかるように説明してほしい。
日本がどっちにいくべきなのか、菅さんと小沢さんは考え方が違う。代表選は党員以外は投票出来ないが、選ばれた方が首相になる可能性が大きい。それぞれの良いところ、問題点を出してほしい。
 それを見て、私たち有権者は自分たちで考える機会にしなければならない。マスメディアも政策論争を深めるような報道をしてほしい。
 小沢さん以外に誰が出ても、事実かどうか別として、小沢さんが裏で糸を引いているといわれる。健康的ではない。それなら、勝つか負けるかはともかく、本人が出るべきだ。出てほしい人がいて、本人も意欲を示したことがあり、逃げたように思われるのも良くない。
 小沢さんは「政治とカネ」の問題でダーティーなイメージばかり語られてきた。しかし、政治資金の事件では、検察審査会での審査が続いているとはいえ、検察が総力を挙げても起訴できなかったし、メディアも追及しきれなかった。イメージは「推定有罪」の報道がつくったものではないか。小沢さん自身から、これから日本をどうするかという話を聞きたい。



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