米海兵隊駐留「沖縄でなくても良い」 前太平洋軍司令官

副題:普天間基地において報道機関の仕事を朝日新聞に見た!

本ブログで、最近のマスコミの偏向的な報道について批判している。マスコミは、自民党、検察と共同歩調で小沢氏、鳩山氏の政治資金問題で民主党を攻めたが退陣まで持っていけないと分かると、今度は自民党と共同で普天間基地を争点にし出した。5月末までに決着出来なければ退陣、総選挙をすべきと騒ぎ立てている。そもそも普天間基地はマニュフェストで5月末とは言っていない。鳩山首相の勝手な約束である。

今まで基地問題で長期間キャンプシュアブ沖に杭一本打てなかった自民党政権はマスコミから一切批判されなかったのに、高々新政権発足後8カ月で退陣か?と煽られる。まるで三流週刊誌の乗りである。

沖縄県知事は自民党政権の時は、自民党とつるんで上記埋め立て案を賛成していたが、何故かいつの間にか基地は沖縄県外にすべきと言っている。自民党と一緒になって現政権を困らせているとしか思えない。

マスコミは今話題になっている鳩山首相のオバマ大統領と普天間基地の会談について、読売などは「哀れでますますいかれている鳩山総理」と脚色した和訳をして報道している。

このような状況の中で、15日朝日新聞が普天間基地について前太平洋軍司令官にインタビューした以下の記事を出した。


米海兵隊駐留「沖縄でなくても良い」 前太平洋軍司令官
2010年4月15日22時47分
http://www.asahi.com/politics/update/0415/TKY201004150462.html

 来日中のキーティング前米太平洋軍司令官(退役米海軍大将)は朝日新聞のインタビューに応じた。普天間移設問題に絡んで、海兵隊の沖縄県内の駐留は「より好ましいが、絶対に必要というわけではない」と語った。
 キーティング氏は昨年10月まで、太平洋軍司令官として在日米軍や第7艦隊を指揮下においていた。「現在の司令官の考えを代弁するものではない」と断ったうえで、「沖縄は訓練の機会、(すでに投入して回収できない)埋没費用を考えると(駐留場所として)都合が良い」と指摘。しかし「関東平野など他に受け入れ先があるのなら、どうしても沖縄でなければならないとは思わない。海兵隊が(日本に)前方展開できるのであれば、太平洋軍として異存はない」と語った。
 それでも「沖縄の方が好ましい」とする理由については「現に今、駐留しているからだ」と述べた。「計1万8千人の海兵隊を、日本のどこかに移すのに必要な費用は、日米いずれも負担できないと思う」と述べ、現実問題として、沖縄県外に移転することは不可能との見方を示した。
 普天間移設を含む再編合意については「徹底的な分析、慎重な調査、集中的な協議」をへてできたもので、日本で政権交代が起きても「継続するものと思っていた」とし、「その後の展開に驚いた。失望している」と語った。
 現在、普天間移設に関する両国間の協議が難航していることに関しては、「日米同盟の劣化、弱さの兆候だと周辺諸国に誤解してほしくない」と話した。(編集委員・加藤洋一)



上記を読むと、現在国防長官のゲーツ長官の指揮下にある海兵隊司令官、太平洋軍司令官が度々TVに出てきて、日本が考えている移転案について悉く否定し、沖縄以外絶対ダメと言っていたが、前司令官は移転先は敢えて「沖縄でなくてよい」と言っている。つまり、絶対に沖縄でなければ軍事作戦的に不可能とはならないようだ。

日本が最も米国の主張として弱いのは、米海兵隊が絶対に沖縄にいないと軍事的にダメと言われることである。上記の司令官の話しからは、軍事的に絶対ということはない事が裏付けられた。沖縄に海兵隊を置きたい理由は、今まで注ぎ込んできた人的、物的などの理由から好ましいと言うことらしい。

このような米国司令官の発言は、政府、民主党はあまり騒いてないが、極めて重要な情報である。この情報は、朝日テレビでも取り上げるべきである。しかし、こういう話は作為的に出て来ない。

副題に書いた理由であるが、そもそもマスコミの役目は、与党だ、野党だの視点から見るのではなくて、沖縄の負担を軽減するにはどうしたら良いか、また米国の基地移転についての本音を追及、分析し、それを発表しで世論に知らしめることと思う。ネガティブキャンペーンが仕事ではないはずだ。

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そういう意味で同じ太平洋軍司令官から、『米海兵隊駐留「沖縄でなくても良い」 』という話を引きだしたことは、久々に報道機関の使命を見た思いだった。しかし、この記事は15日23時ごろ朝日のWEB版にアップされたものであるが、16日の朝日の朝刊でこの記事を探したが掲載されていなかったようだ。私のようなネットを見ているような人間の中の一部にしか目に触れない。ワシントン・ポスト紙のくだらないコラム記事を載せて、国民が一番知りたい普天間基地移転の本質を書いた記事は載せないのか?非常に作為を感じる。

我が家では、買い物広告がたくさん入っていて、地元記事、行事を見たいということで、ある地方紙を購読していたが、昨年の総選挙で新政権が替わったことから、急に小沢氏問題、鳩山問題など新政権の批判を針小棒大にした記事が頻繁に出るようになった。お金を出してまで朝から不愉快な思いをしたくないということで、もう少し真っ当と思った朝日新聞に替えた。

朝日新聞は読売、産経などよりはましと思ったが、社説なども「これは何だ?」という意見もたくさん書かれている。昔はもう少し真っ当で建設的な意見が出ていたと思ったが、現政権を批判するばかりである。朝日新聞社内も旧政権の体制派に染まってしまったのか。

こう言えば怒るかもしれないが、記者クラブで漫然と落ちてくるネタを仕込んで、それを社の方針に沿って面白可笑しく色付けした記事にすることが記者の仕事と思っているのであろうか。その程度で良いなら、ブログをいつも書いている人間でも書ける。

マスコミの使命は、ここで取り上げたような沖縄基地問題の本質、特に米国の現状、思惑を暴いて、それを世に知らせることであろう。そこに汗をかいてもらいたいものである。それが結局、与党だ、野党だということでなく、日本の国益に繋がる。国内で、与党だ、野党だと内輪もめをしている場合ではない。それをやるほど米国にとって米国の国益に繋がっていく。裏でまんまと見えない糸で操られているようだ。

そろそろ朝日新聞も読むと気分が悪くなるから購買を止めようかと家族と話していたが、ここで挙げた記事を見て薄皮一枚で繋がった。

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