ワシントンポスト紙が「最大の敗者」と批評としたことに政府が反論

昨日、本ブログで、鳩山首相に対して、ワシントンポスト紙がオバマ大統領と10分の非公式会談しか出来なく、最大の敗者であると言ったことを批判した(http://31634308.at.webry.info/201004/article_17.html)。

また、米国の政府高官の意見として一国の総理を掴まえて、「hapless(不運)でloopyな鳩山総理」であるとバカにしたコラムを書いたことを大変失礼極まりないと書いた。上記の訳文として、産経は「不運で愚かな鳩山総理」、読売は「哀れでますますいかれている鳩山総理」と訳して、暗に日本国の首相を面白可笑しく記事にするマスコミの姿勢についての意見も述べた。

ワシントンポスト紙の件に対して、昨日平野官房長官が、「一国の首脳に対して非礼」と抗議したと知った。この官房長の会見の記事を出しているのは、調べてみたが産経と読売だけであった。そもそも、上記のきわどい訳で記事にしたのは読売と産経である。朝日は余りに非礼な表現だと思ったのか、その部分は記事に書いていない。この平野官房長官の発言を報道することは、余程この件が話題性があり、週刊誌的に面白いと思ったのであろう。

平野官房長官の会見について書いた産経と読売の記事を以下に示す。
文の構成、内容が別の会社が書いたものと思えないほど良く似ている。両社が民主党政権を追い落とすため、お互いに連絡を取り合って記事をかいているようにも見えるが、私だけの思い過ぎであろうか?

産経新聞:首相「最大の敗者」との米紙報道「非礼だ」 官房長官が不快感
 平野博文官房長官は15日の記者会見で、14日付の米紙ワシントン・ポストが鳩山由紀夫首相について、47カ国の首相・閣僚が出席した核安全保障サミットにおける「最大の敗者」と報じたことに、「一国の首相に対し、いささか非礼だ」と不快感を示した。
 記事では、鳩山首相を「不運で愚かな日本の首相」「お金持ちの息子」などと紹介した上で、オバマ大統領とは非公式な会談しかできなかったと指摘。平野氏は「たとえ10分であろうが、有意義な機会だった」と反論した。

読売新聞:米紙コラム、「一国の首脳に非礼」官房長官 
平野官房長官は15日の記者会見で、米紙ワシントン・ポストが先の核安全サミットでの鳩山首相を「最大の敗北者」「哀れでますますいかれている」などと酷評するコラムを掲載したことについて、「一国の首脳に対する表現として、いささか非礼な面があるのではないか」と不快感を示した。
 コラムは首相とオバマ米大統領との非公式会談について「慰めとして与えられた」と指摘したが、平野長官は「たとえ10分であろうが、有意義な機会だった」と強調した。



今回の政府の反論は極めて妥当である。むしろ、米国政府内の高官がそのように言ったとしていることからもっと怒るべきである。外務省も抗議すべきである。中国、韓国の政府の対応を見習えばよい。中国はどんな細かいことにも適宜反論する。韓国もこと主権に関わること、例えば竹島などの問題などは異常なほどよく反論する。日本は甘すぎる。ポチに慣れきって、尻尾を振ることしか出来ない。

今回のワシントンポスト紙は、巨額な費用が必要な核の傘の中で守ってやっているのだから、暗に日本は普天間基地問題で米国に対してつべこべ言うなというニュアンスの文章も書かれている。

しかし、それは当たらないだろう。日本も戦後長期に亘って巨額な思いやり予算で米国に便宜を図ってきた。米国と旧ソ連との冷戦後の20年間で米軍基地関係費用を日本国民は「安全のコスト」として累計10兆円以上の金を税金で負担してきた。これは、世界にも例が無いほどの多額な費用で米軍基地の経費の7割近くを日本が負担している。

日本は新政権になって、戦後60年間米国のポチとして数多くの密約を飲まされていた旧政府のしがらみはないはずである。もっと強く反論し開き直るべきである。これは、国内に対しても言えることである。鳩山首相は優しすぎる。
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