八ッ場ダムの談合疑惑に東京地検特捜部は踏み込まないのか?

★阿修羅♪ のブログに、『八ッ場ダム談合疑惑で政治家名が続々浮上(永田町異聞)-自民党議員もぜひ「説明責任」を果たしてください』の記事が出ている。
http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/305.html

この記事の中で、以下のように書かれている。
(引用始め)
「中島議員によると、20年度までの3年間で、群馬県選出の自民党政治家に八ッ場ダム工事受注業者から合計4925万円の献金がなされている。 献金業者が3年間に受注した264件のうち、落札率95%以上のケースが180件にのぼる。
予定価格に対して落札価格が100%に近いほど企業の利益が大きい。一般的に「90%以上は談合の疑いあり」「95%以上は談合の疑いが極めて強い」とされている。 」
では、受注業者からの献金4925万円はどの政治家に流れたのか。中島議員と田口総務省選挙部長の問答をそのまま再現する。
中島 「受注業者から小渕優子衆院議員が代表をつとめる自民党支部と、小渕議員と関係が深い自民党群馬県ふるさと振興支部への寄付は三年間でどれだけあったのか」
田口 「㈱ヤマトから自民党支部へ108万円 23社からふるさと振興支部へ765万円の寄付があります」
中島「中曽根弘文参院議員が代表をつとめる自民党支部への寄付額は」
田口 「10社から604万円が寄付されています」
中島議員は「このほか山本一太参院議員に500万円、尾身幸次氏に252万円、上野公成氏に1370万円など、多くの国会議員、元議員が受注業者から献金を受けている」と指摘。
さらに、佐田玄一郎衆院議員の父がかつて社長をつとめた佐田建設はJV(4社)で18億7950万円の工事を受注していたことを明らかにした。
そのうえで中島議員はこう述べる。
「こうした群馬県選出議員がこぞって八ッ場ダム建設推進を訴えている。今回は政党支部への献金は調べられたが、後援会の分は調べられなかった。後援会の分を加えればもっと献金額は膨らむはずだ」
受注企業から献金をもらって地元選出の政治家が建設を推進する構図は、長期与党時代の自民党利益誘導政治における根幹部分である。」 (引用終わり)


これに対して、前原大臣は、国交省がどこまで調らべられるかわからないが、調査するとしている。

八ッ場ダム工事の経緯を遡ると、当初のダム建設計画では1967年着工で2010年完成となっている。これが実現されても43年掛る。まだ本体ダムの着工もなされていない。しかし、周辺工事は着々と進められ、まだどれだけ掛るかもわからない。

工期が40年以上も掛るということは、それを続けること自体が、業者の生活の一部、つまりライフワーク化してしまっている。業者にとって、これほど安定しておいしい仕事はない。

もともとダムの建設予算は2100億円であるのが、予算上は4600億円に膨らんでいる。これは、あくまで予算であり、さらにダム本体建設を実際にやれば、後どれぐらい膨らむかわからない。何故なら八ッ場ダム付近の地層は脆いと言われており、実際の工事が始まれば、どんな不測な事態が発生するかわからない。

工事が始まれば、どんなことが起ころうが、いつもの常套手段で、ここまで作ったのだから、予算が無いからと言って止める訳にいかないとして、どんどん予算が膨らむ。

40年以上の事業と言うことは、例えば会社に20歳で入社し60歳の定年まで働いても、まだ工事が続いているということである。着工自体が約40年前であるので、ダムを作るかどうかの議論が始まったのは、一声50年前ぐらいからとなる。つまり、自民党の政権が始まった頃に計画が作られ、それに基づき工事が延々と続けられているのである。

ここには、長年に亘る政官業の利権構造がはびこることは、容易に想像がつく。

実際、本ブログでも、前原大臣が調査すると言ったので、応援の意味もこめて、「八ッ場ダム受注業界と政治家へ献金の政治資金関係を東京地検特捜部は当然捜査はやっているのか?」http://31634308.at.webry.info/201002/article_29.htmlと記事を書いた。

もう一度、言いたいが、この工事は、50年に亘る自民党の政権と共に歩んできた工事である。工事自体は、紆余曲折を経て、工事が進められている。そこには、工事を継続したい業者と政治家、県の首長、県議員のいろいろな働きが為されたことは間違いない。そこは、工事実行の裁定が為されているのであるから、職務権限が関わる。小沢氏の職務権限の無い胆沢ダムの容疑の特捜部の描いた物語と月とスッポンの違いがある。

今回の阿修羅引用ブログに出てくる自民党の議員の中には、著名な小渕議員、中曽根議員、山本議員、尾身議員が出てくる、またあまり聞かない上野参議院議員、佐田衆議院議員が出てくる。この中で、献金額が最も多いのが上野議員の1370万円である。

上野議員は、あまり知らないのでネット検索で調べると、第2次森内閣から第1次小泉内閣第1次改造内閣にて内閣官房副長官を務めたと書かれている。その際、政務担当の内閣官房副長官として、在任期間の歴代最長記録(3年3ヶ月)を樹立したそうである。

さらに、ネット検索を掛けると、以下のような記事が上位に出てきた。詳しくは、実際に記事を読んで頂きたい。

【自民党】 西松建設だけではない! 上野公成元官房副長官、1年3ヶ月で疑惑の政治資金パーティ53回と1億5000万円
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1236480211/


上野元官房副長官関連団体に政治資金規制法違反の疑い
http://www.data-max.co.jp/2008/12/post_4002.html
2008年12月27日 12:19 更新
 積水ハウス、大和ハウス工業の2社から、1年3ヶ月の間に1億5千万円超の政治資金提供を受けていた上野公成元官房副長官の資金管理団体に、政治資金規正法違反の疑いが浮上した。


ネットレベルで、このような疑惑の記事が公然と出されているのだから、当然、正義を御旗に、このような疑惑追及を生業にしている地検特捜部が知らないはずがないと考える。

前原大臣が、国交省だけでは、捜査権がないので、どこまで出来るかわからないが、調査するとしている。このようなことを言われて、もしや、そのまま目をつぶって無視することはないと考える。

もし、無視したならあまりに恥ずかしいし、小沢氏の捜査と較べてあまりに不公平である。国民は、それに怒っているのである。一方的な捜査ばかりであるから、恣意を感じているのである。

当然、捜査をやっていると思いたいが、やっていなければあまりに情けない。特捜部の威信が掛っている。

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