原口総務相、検察庁の裏金の有無の調査を指示

原口総務相が、17日、、総務省の行政評価機能の強化に向けた検討会の初会合で、全省庁の裏金についての調査を指示した。

この中で、聖域なくやっていくとして、「検察、警察庁の裏金」についても調査するとした。特に、原口大臣は検討会後、総務省内で記者団に対し、「行政機関が何であろうと、聖域はない。検察とかで裏金の告発もあり、全省庁を例外なく検査する。新政権になって、今までのアカを全部流さなきゃいけない」と述べ、検察庁を含めて全省庁を対象に裏金の有無を調査する方針を強調したという。

上記の「検察とかで裏金の告発もあり」とは、「元大阪高検公安部長三井環氏が実名で検察庁における調査活動費の裏金流用の告発」を示しているのは、ネット社会では公然化している。しかし、マスメディアでは、一切報じていない。

三井氏は、検察により口封じのため、誰が見ても言いがかりのような事件で逮捕され、今年の1月まで実刑の刑期を受けていた。この事件は、マスメディアにとって大衆に一番受ける事件であるが、マスメディアは検察の報復を恐れてか一切報じていない。


この事件について、鈴木宗男議員が、政府に質問主意書を以下のように政府に提出している。

検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問主意書

 二〇〇八年四月四日に閣議決定された政府答弁書(内閣衆質一六九第二三三号。以下、「政府答弁書」という。)では、検察庁における調査活動費について、「検察庁の調査活動費は、検察庁における事件の調査、情報の収集等の調査活動のための経費である。」と定義されている。右を踏まえ、質問する。

一 二〇〇八年三月二十日付と同月二十一日付の朝日新聞の「内部告発」という記事に、元大阪高検公安部長の三井環氏が実名で検察庁における調査活動費の裏金流用を告発した経緯について書かれた記事(以下、「朝日記事」という。)が掲載されており、それには、検察庁組織において、調査活動費が裏金にされ、幹部職員の飲食費として使われる等、流用された事実がある旨書かれている。最高検察庁、高等検察庁、地方検察庁、区検察庁を含む検察庁組織全体において、これまで偽造領収書や虚偽の伝票等により調査活動費が裏金にされ、幹部職員の飲食費として使われる等、流用された事例はあるか。右の問いに対し、前政権によって閣議決定された「政府答弁書」では「御指摘のような事例は承知していない。」との答弁がなされているが、鳩山由紀夫新内閣、特に千葉景子法務大臣としてどの様な見解を有しているか。鳩山内閣、千葉大臣としても、前政権と同様の認識を有しているか。

二 「朝日記事」には「二審判決は『調活費の本来の目的、必要性には疑問が生じる』と指摘した。」と、三井氏の二審の裁判長が判決の際に述べた発言について触れられているが、右裁判長の発言に対し、前政権によって閣議決定された「政府答弁書」では「調査活動費は、適正に執行されていることから、御指摘のような調査をする必要はないものと考えている。」との答弁がなされていた。「政府答弁書」の内容は、司法の判断と行政の認識に差異が生じていることを示すものであるが、なぜ右の差異が生じたのか説明されたい。

三 鳩山内閣、特に千葉大臣として、二の裁判長の発言に対してどの様な見解を有しているか。

四 千葉大臣は検察庁の監督省庁の長として、二の裁判長の発言及び「朝日記事」における三井氏の指摘等、同庁における調査活動費に対する種々の疑惑を無視するのではなく、それらを受け止め、同庁に対し改めて詳細な調査を行うよう命じる、または自ら先頭に立って指揮を執り、調査を行う考えはあるか。見解如何。

五 三井氏は二〇〇二年四月二十二日に逮捕され、静岡刑務所に収容されていたが、本年一月十八日、刑期を全うし、出所した。過去の質問主意書で、三井氏が逮捕されたのは、検察庁における調査活動費の裏金流用を実名で告発することを決意したことと何らかの関係があるかと問うたところ、前政権によって閣議決定された「政府答弁書」では、右について「御指摘の者については、検察当局において、法と証拠に基づき逮捕したものであり、御指摘のような『関係』はないものと承知している。」との答弁がなされているが、鳩山内閣、特に千葉大臣としてどの様な見解を有しているか。鳩山内閣、千葉大臣としても、前政権と同様の認識を有しているか。

六 「政府答弁書」では、一九九四年度から二〇〇八年度における、検察庁における調査活動費の予算額が示されている。二〇〇九年度及び二〇一〇年度における予算額はいくらか説明されたい。

七 「政府答弁書」によると、一九九八年度は五億五千二百六十万円、二〇〇八年度は七千五百十一万八千円と、十年の間に約八分の一までに予算額が激減していることが明らかになっている。右の理由につき、前政権によって閣議決定された「政府答弁書」では、「検察庁における調査活動の方法等の見直しを行ったことによるものである。」との答弁がなされ、明確な理由が明示されていない。鳩山内閣、特に千葉大臣として、右につきどの様な見解を有しているか。

八 わずか十年のうちに、約八分の一までに検察庁における調査活動費の予算額が激減したことは、過去において無駄があったことを表していることに他ならないと考えるが、鳩山内閣、特に千葉大臣は右につきどの様な見解を有しているか。
 右質問する。


上記に対して、政府、鳩山首相名で以下のように回答している。

衆議院議員鈴木宗男君提出検察庁における調査活動費の裏金流用疑惑に対する鳩山由紀夫内閣の見解に関する質問に対する答弁書

一について
 御指摘のような事例は承知していない。
二から四までについて
 検察庁の調査活動費は、適正に執行されていることから、御指摘のような調査をする必要はないものと考えている。
五について
 御指摘の者については、検察当局において、法と証拠に基づき逮捕したものであり、御指摘のような「関係」はないものと承知している。
六について
 平成二十一年度の検察庁における調査活動費の予算額は七千五百十一万八千円であり、平成二十二年度予算において検察庁の調査活動費として七千五百十一万八千円が計上されている。
七及び八について
 検察庁における調査活動費が減少したのは、公安情勢が大きく変化したことなどにより、調査活動の方法等の見直しを行い、情報収集の多様化・効率化を進めたことなどによるものである。

原口大臣が、前述の検察の裏金も聖域でなく調査を指示したが、上記の質問に対して以下の回答がなされている。

二から四までについて
 検察庁の調査活動費は、適正に執行されていることから、御指摘のような調査をする必要はないものと考えている。


原口大臣も出席している閣議で、上記のように「調査の必要はない」と承認したことと相違しているのではないかと、報道で指摘されている。

しかし、政府の回答は、「適正に執行されている」と考えているだけで、そう言う疑念があるから質問されている訳である。何も疑念が無ければ、調査されても痛くも痒くも無いはずである。検察庁は、自分たちが日頃、国民に有無を言わさずに調査をやっているのだから、逆に胸を張って調査を受けるべきである。

ネットメディアでは、三井氏が告訴しようとした検察庁の裏金問題で、当時の検察庁トップと旧政権の間で何らかの取引がなされ、それが現在の民主党への集中的な捜査に繋がっているとの指摘もある。

検察庁の内部から自発的に裏金を申告する可能性は低いので、まずは裏金を告発する前に口封じのため実刑まで受けた三井氏を国会に証人として招聘し、検察庁、裁判所に対して第三者である国会でまず解明すべきである。

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日本の裏金 下 検察・警察編
第三書館
古川 利明

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