鈴木宗男衆議院議員、可視化議連が、検察等の事情聴取などの可視化にむけて活動

2月9日に、本ブログで、『佐藤栄佐久元福島知事の事件に見える地検特捜部の捜査手法の共通性:http://31634308.at.webry.info/201002/article_13.html』で述べた。

しかし、今までマスコミは、我々が絶対に知ることが出来なかった検察の捜査における、人間の尊厳を無視した取り調べの実態の怖さ、捜査手法の理不尽さは、知っていながら、公に出さない。

しかし、既存のしがらみに囚われない個人の集まりのネット社会において、初めて明らかにされてきた。最近、権力に対して批判する報道番組は無くなってきている。TV番組も朝青龍の報道ばかりである。情けないことに、世論をあれだけ煽り相撲協会を辞めさせておきながら、まだハワイまで追っかけて、朝青龍を食い物にしている。恥を知れと言いたい。

辞めた朝青龍のどうでもいいゴルフの報道に、国民の貴重な時間を費やしている。上記の地検特捜部の人権を無視した取り調べ実態など公表しなく、新聞もTVも報道の役目を放棄している。下手に検察の機嫌に触れると、何をされるかわからないからか、尻尾下げて、見て見ないフリをしている。

ネットを少しでも見ている人では、石川議員の秘書の事件と言えば、ここで説明しなくても、誰もが知っている。この秘書の方は、精神的なショックで、仕事が出来ない状態と以下に紹介されている。

『精神的拷問を受けた石川議員の女性秘書はいまだ職場復帰できず』
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/145.html

また、このような捜査実態が、ネット上で公然化してきたからか、同じく大阪地検特捜部によって捜査、逮捕された「大阪府枚方市元副市長 小堀隆恒氏 」の特捜部による取り調べの実態が明らかにされてきている。以下の記事に紹介されている。

★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80 > 161.htmlに掲載されている(http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/161.html
「ごみ野郎、くず野郎」検察の拷問・血だらけの紙オムツ1枚で取り調べを受けた屈辱は絶対忘れない」[ゲンダイ]

これを読んでも、ひどいの一言だ。今の時代にこのようなことがあるのかと。まるで昔の特高のやり方と変わっていない。また、上記の佐藤元知事の事件などと全く変わっていない。検察のDNAは同じである。こういうことが、検察は正義という仮面の下に為されていることに、国民は自分を守るすべを持たない。誰に助けを求めればいいのか?

正直言って、狙われたらおしまいである。検察が起訴しようと意志を持てば、何とでも逮捕、起訴出来るようだ。それで、裁判で負けても、検察は痛くも痒くもない。それで、容疑者は社会的に抹殺されるからだ。容疑者が無罪となっても、誰も検事に責任を求めることが出来ない。足利事件が典型例である。だからこそ、検察は自分を自ら律しなければならないが、そういう倫理観はないようだ。

特捜部の厳しい取り調べの実体験から、鈴木宗男議員が精力的に国会で動いている。鈴木議員は、国民が身を守る最低限の防御策として、取り調べにおける「可視化」を言い続けている。

今日の鈴木議員のブログを引用させてもらう。
2010年2月10日(水) 鈴 木 宗 男
 9時から与党「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」で講師を務める。8年前、私が東京地検特捜部から取調べを受けた経験を、正確にかつ事実に基づき、話をさせて戴く。

検察が証人尋問する際、証人となる人を4日前から呼び出してリハーサルをし、あらかじめ書き込まれた尋問事項書を渡して、何度も何度も念を押すことを、実際に使われた紙を示しながら説明する。また呼び出しを受けた人が、検察官があらかじめ作った文書の表現内容が事実と違うと言っても、検察は全く受け付けてくれないことや、人質的取調べが行われていることを、実例を挙げて述べさせて戴く。

石川代議士の取調べでも、東京地検特捜副部長が、「石川、俺が調べているのに、『水谷の川村を呼べ』とは何事か!」と、机を叩いて取調べをしたことなど、具体的にお話しする。

東京地検特捜部が週刊朝日に抗議をしているが、可視化していれば抗議する必要は生じない。検察の名誉のためにも、可視化した方が良いと訴える。証人、参考人、被疑者、調書を取られる人に対する取調べ、調書は全て可視化するべきと主張させて戴いた。


また、鈴木議員が、上記の「可視化」について、政府に質問主意書を提出して回答を求めている。以下に紹介する。

平成二十二年一月二十一日提出
質問第二八号
取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書
提出者  鈴木宗男
________________________________________

取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問主意書

一 現在一部のみで行われている警察、検察における取調べの全面可視化に関し、過去の答弁書(内閣衆質一七三第七五号、一一一号)では「被疑者の取調べを録画等の方法により可視化することについては、その実現に向けて、幅広い観点から着実に検討を進めている」旨の答弁がなされているが、取調べの全面可視化の実現に向けた検討は、現在どの様な進捗状況にあるのか説明されたい。
二 昨年十月十三日、千葉大臣は閣議後会見で、取調べの全面可視化について、法務大臣、副大臣、大臣政務官の政務三役と刑事局担当者らをメンバーとする勉強会を法務省内に設置することを発表している。右勉強会において、これまでどの様な検討がなされてきたのか説明されたい。
三 過去に参議院において、取調べの全面可視化実現を目指す法案が二度提出され、採決がなされていると承知する。右の採決に際し、千葉大臣はいずれも賛成を表明していると承知するが、確認を求める。
四 千葉大臣として、過去の採決において取調べの全面可視化実現を目指す法案に賛成を表明しているのなら、勉強会の設置も結構であるが、そこでの検討に時間をかけるよりも、一日も早い実現に向け、行動するべきであると考える。様々な検討が必要なことは確かだが、それは法案を提出してから審議すれば良いことである。千葉大臣として、今国会中に右を実現させるべく、早期に法案を提出する考えはあるか。
 右質問する。

これに対して、政府から以下の回答がなされている。

平成二十二年一月二十九日受領
答弁第二八号

  内閣衆質一七四第二八号
  平成二十二年一月二十九日
内閣総理大臣 鳩山由紀夫

       衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員鈴木宗男君提出取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
________________________________________

衆議院議員鈴木宗男君提出取調べの全面可視化に対する千葉景子法務大臣の見解に関する質問に対する答弁書

一、二及び四について
 被疑者の取調べを録画等の方法により可視化することについては、法務省内の勉強会、国家公安委員会委員長の研究会等(以下「勉強会等」という。)において幅広い観点から着実に検討を進めている段階であって、その結論を得る時期をお示しすることは困難である。勉強会等においては、当面、取調べの可視化の効果としてどのようなものが考えられるかなどの検討すべき論点を整理するとともに、諸外国の法制度等について調査・検討することとしており、鋭意、作業を進めているところである。
三について
 千葉法務大臣は、平成二十年六月四日及び平成二十一年四月二十四日、いずれも参議院本会議において、刑事訴訟法の一部を改正する法律案が採決された際、参議院議員として、これらに賛成したものと承知している。


現在、政府も検討を進めているという。また、鈴木議員を中心として、可視化議連が動いている。上記のように千葉法務大臣は、野党時代、参議院で議員として賛成の投票を行っている。

国民が自らの人権を守るためには、最低限の防御として、まずは「可視化」であり、マスコミがそのチェックの役目を放棄しているのなら、個人の集まりであるネット社会で世論をもっとも広めなければならない。国民は、それを支持する議員を支援し、投票しなければならない。

自民党の石原議員は、サンデープロジェクトの番組の中で、民主党などでやられている可視化の動きは、検察に圧力を掛けていると反対していることを付け加えておく(http://31634308.at.webry.info/201002/article_10.html)。

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